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授業の内容(Course Description) |
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日本の伝統文化は自然や季節との関わりの中から生まれた。太陽・星・海・山・花鳥風月などの自然に対する民俗や信仰が源泉となって、社寺の祭礼や宮廷の年中行事が成立し、文学や芸能が形成された。この講義では古事記・日本書紀・風土記などの神話の世界から、万葉集・古今和歌集などの和歌の世界、日本霊異記や今昔物語集などの説話の世界、竹取物語や源氏物語などの物語文学の世界に取材しながら日本の伝統文化について考察してゆく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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講義の内容を理解し、研究の現況を把握したうえで、自分の興味をもった事項について検証して、自分の感想や考えを発表できるようにする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況を前提(50%)として、レポート(50%)で総合評価します。 (出席数が不足するとリポートを提出することができません)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト プリントを用意します。 参考文献 授業中に指示します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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講読の授業であるが、学生の意見や感想を取り入れてゆきたいので、毎回、下読みをしてきてほしい。 遅刻は原則的に欠席扱いにしています。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 雪と伝統文化Ⅰ 【第2回】 雪と伝統文化Ⅱ 【第3回】 雨と伝統文化Ⅰ 【第4回】 雨と伝統文化Ⅱ 【第5回】 風と伝統文化Ⅰ 【第6回】 風と伝統文化Ⅱ 【第7回】 雲と伝統文化Ⅰ 【第8回】 雲と伝統文化Ⅱ 【第9回】 誕生と伝統文化Ⅰ 【第10回】 誕生と伝統文化Ⅱ 【第11回】 恋と伝統文化Ⅰ 【第12回】 恋と伝統文化Ⅱ 【第13回】 旅と伝統文化Ⅰ 【第14回】 旅と伝統文化Ⅱ 【第15回】 後期のまとめ レポート提出
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