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授業の内容(Course Description) |
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日本文化とは何か、日本のアイデンティティとは何か。本講義では、有力な日本文明論のいくつかを、分かりやすく紹介する。 とりあげる諸説は、今日でも形を変えて(しばしば俗説となって)流布しているだけでなく、多くは英語や中国語をはじめとする各国語にも翻訳・紹介され、日本を理解する手がかりとして用いられている。グローバリゼーションの時代といわれる現在、日本とは何かを改めて問うことは重要であり、これら原典に立ち返って省みる意義は大きい。 日本文化概論IIでは、日本固有の文脈を見出して日本文化を読解しようとした議論を振り返る。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本文化に対する分析的思考の初歩を身につける。できれば、日本文化論を用いて、さまざまな現象が説明できるようになりたい。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末の試験による。さらに、平常点をボーナス加点する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特に指定しないが、できれば原典にあたって欲しい。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 履修案内 【第2回】 戴 季陶の日本論 【第3回】 戴 季陶の日本論② 【第4回】 戴 季陶の日本論③ 【第5回】 中根 千枝のタテ社会論 【第6回】 中根 千枝のタテ社会論② 【第7回】 中根 千枝のタテ社会論③ 【第8回】 村上 泰亮・佐藤 誠三郎・公文 俊平のイエ社会論 【第9回】 村上 泰亮・佐藤 誠三郎・公文 俊平のイエ社会論② 【第10回】 村上 泰亮・佐藤 誠三郎・公文 俊平のイエ社会論③ 【第11回】 長谷川 三千子と「からごころ」 【第12回】 長谷川 三千子と「からごころ」② 【第13回】 長谷川 三千子と「からごころ」③ 【第14回】 秋期の復習 【第15回】 まとめと期末試験
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