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授業の内容(Course Description) |
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教育心理学においては実験、観察、調査などの手法を用いて研究がなされます。教育心理学研究法 I では、それらの手法を、実際に体験することを通して実践的に学んでいきます。また、そこで得られるデータの基礎的な集計・分析も行い、データから客観的、科学的に考察するやり方も学びます。 本講義は、以下のいずれかまたは両方に該当する学生を対象としています。 第一は、認定心理士の資格取得を志す学生です。「教育心理学研究法 II」および本講義は認定心理士の資格取得のための必修科目となっています。また、内容的にも、同じく認定心理士資格取得の必修科目である「教育心理学実験 I・II(2年次開講)」を受講する上で必要な知識を含んでいます。 第二は、3年次の教育学演習や4年次の卒業研究において、実験や調査などを実施してデータを得て、それを統計的に分析して客観的な結論を出したいと考えている学生です。そうした実証研究を行う上で必要な知識を解説します。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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教育心理学の研究方法を実践的に理解し、教育に関わって生じる様々な心理的な現象や問題について、恣意や独断や偏見を排して科学的にデータを収集し考察する態度とデータ分析の基礎的技能を身につける。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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レポート(70%)、学習状況(30%)を総合して評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業開始時に指示します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1)学内のLAN(構内のコンピュータ・ネットワーク)に入れるように、ユーザーIDとパスワードを取得して下さい。情報リテラシーの講義をとるか、情報処理センター主催のLAN講習会に参加すれば教えてもらえます。もしわからないことがあれば、8号館1階の情報処理センター受付でたずねてください。 2)研究法の学習は積み上げが大切です。度重なる欠席は致命的となります。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 教育心理学研究方法の種類 【第2回】 実験法・観察法(1) 【第3回】 実験法・観察法(2) 【第4回】 実験法・観察法(3) 【第5回】 実験法・観察法(4) 【第6回】 実験法・観察法(5) 【第7回】 実験法・観察法(6) 【第8回】 調査法(1) 【第9回】 調査法(2) 【第10回】 調査法(3) 【第11回】 調査法(4) 【第12回】 調査法(5) 【第13回】 調査法(6) 【第14回】 調査法(7) 【第15回】 補足とまとめ
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