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授業の内容(Course Description) |
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この授業のテーマは、南北朝・室町時代の政治と社会である。春期は南北朝時代を中心にいくつかの論点を取り上げ、約60年続いた内乱の過程でいかなる政治秩序がうまれたのかを考える。 なお史料に慣れ親しむため、関連する史料のコピーを受講者に配付し、その場で指名して読んでもらう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本中世史研究の現状と課題を認識し、その課題を克服するための思考能力や問題意識を養うことを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況を前提とし、授業への取り組みの姿勢や、最終回テストなどから総合的に評価する。 登録人数の都合により、最終回テストを中止して定期試験を実施する場合もある。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは特に指定しない。参考文献については、授業中に随時紹介する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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前年度とは異なるテーマを設定するので、日本中世史の勉強を深めたい学生は連続受講をすすめる。とくに卒業論文で日本中世史を希望する学生は、積極的に受講してほしい。授業内容を板書するので、ノートを用意すること。なお、授業中の私語は厳禁。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス。授業のすすめ方や注意点について。 【第2回】~【第4回】 鎌倉幕府の安堵 【第5回】~【第7回】 建武政権の安堵 【第8回】~【第11回】 草創期室町幕府の安堵 【第12回】~【第14回】 観応の擾乱と安堵手続きの変容 【第15回】 まとめとテスト (以上の計画は、授業の展開に応じて変更する場合がある)
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