1. |
授業の内容(Course Description) |
|
人格は、性格やパーソナリティとほぼ同義の用語であるが、人の知的な側面を含めて論じられることもある。この授業では、人格(性格)の代表的な考え方や知能に関する理論など、人格心理学における基礎的な事柄を学ぶ。人は多かれ少なかれ、性格について自分なりの理論を有しているとも言われるが、この授業で扱う「性格」と皆さんの思う「性格」との類似や相違についても考えていただきたい。またこの授業を通して、自分自身や他者への理解を深めることも目的の一つである。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
人格とは何かを理解し、説明できるようになること。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
学期末に試験(持ち込み不可)を実施する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
<参考文献> 榎本 博明・堀毛 一也・安藤 寿康 2009『パーソナリティ心理学―人間科学、自然科学、社会科学のクロスロード 』有斐閣 市川伸一 1991『心理測定法への招待―測定からみた心理学入門』サイエンス社 イアン ディアリ、繁桝 算男 (訳)、松原 達哉(訳)2004『1冊でわかる知能 』岩波書店 小塩 真司・中間 玲子 2007『あなたとわたしはどう違う? ― パーソナリティ心理学入門講義』ナカニシヤ出版 鈴木 乙史・佐々木 正宏 2000『改訂版 人格心理学』放送大学教育振興会 詫摩 武俊 他 2003『性格心理学への招待[改訂版]』サイエンス社 詫摩 武俊 他編『シリーズ 人間と性格(1)』『シリーズ 人間と性格(2)』『シリーズ 人間と性格(3)』『シリーズ 人間と性格(4)』『シリーズ 人間と性格(5)』『シリーズ 人間と性格(6)』『シリーズ 人間と性格(7)』『シリーズ 人間と性格(8)』全8巻 ブレーン出版 丹野義彦 2003『性格の心理―ビッグファイブと臨床からみたパーソナリティ』サイエンス社 戸田 まり・サトウ タツヤ・伊藤 美奈子 2005『グラフィック性格心理学』サイエンス社
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
私語など他の受講者の妨げとなる行為は慎んでください。 授業に関連したアンケート調査を行うことがあります。 授業の計画は進行状況等に応じて変更する場合があります。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 イントロダクション 【第2回】 「人格」とは何か 【第3回】 特性論① 【第4回】 特性論② 【第5回】 性格の検査 【第6回】 類型論① 【第7回】 類型論② 【第8回】 認知的理論 【第9回】 知能の理論 【第10回】 知能検査① 【第11回】 知能検査② 【第12回】 遺伝と環境の影響① 【第13回】 遺伝と環境の影響② 【第14回】 文化の影響 【第15回】 未定
|