1. |
授業の内容(Course Description) |
|
人間にとって言葉とは何なのでしょうか。それは、コミュニケーションの道具であり、人々を結びつけてくれます。しかしそれと同時に、異なる言葉を使う人々を分断し、争いや抑圧を生み出す源でもあります。その歴史と多様性は、人間の文化や社会そのものの歴史と多様性なのです。 春期は、言葉と国家、言葉と文字の関係について話をします。外国語学科で学ぶ者として、私たちにとって当たり前すぎて意識しない言葉の大切さ、面白さ、難しさ、広がり、深みを知り、世界の言葉と文化に興味をもってほしいです。また、そこから自分が外国語を学ぶ意味をあらためて考えてください。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
言葉について多面的に理解する。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
第15回目の授業で行う試験にて判定する(問題は第14回目の授業で発表)。当日は持ち込み・参照一切不可とする。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
参考文献は授業中に紹介する。
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
テストは持ち込み・参照一切不可なので、ノートを自分できちんと取って復習できるようにしておくこと。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 大学で外国語を学ぶとはどういうことか 【第2回】 言葉は何のためにあるのか 【第3回】 言葉の数と種類 【第4回】 生命としての言語 【第5回】 母語と国語 【第6回】 国語の誕生 【第7回】 文法の意味 【第8回】 言語と階級 【第9回】 言語と愛国心 【第10回】 正しい言葉と間違った言葉 【第11回】 標準語と方言 【第12回】 言語の融合 【第13回】 新しい言語の誕生 【第14回】 言葉は誰のものか テスト問題発表 【第15回】 まとめ テスト
|