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授業の内容(Course Description) |
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本講座の目的は、近代経済学の立場から現代資本主義経済過程の構造およびメカニズムを解明することにある。そのための基礎として経済理論・歴史・政策に関する基本的知識をできるかぎり平易に解説してゆく。同時に、そうして得た知識を用いて現実の経済を分析してゆく。講義を通じて、経済事象を分析し理解しうるだけの論理的思考能力を養って頂きたい。 講義は、初学者を対象としている。したがって、経済学を学ぶための知識を初歩から講義するが、本講座の主眼目を現実の経済の理解においているため、もっぱらマクロ経済分析が中心となる。また、時事的な経済問題も適宜取り上げてゆく。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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新聞・テレビ等で報道される経済ニュースのヘッドライン(見出し)のうち、マクロ経済学と関わる部分の70%程度を理解するための経済常識を培うことを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席は「出席管理システム」を使って毎回とるので学生証を忘れずに持参すること。三分の一以上欠席した場合、単位認定の対象とはならないので注意すること。平常点(出席、授業態度等)と筆記試験とを総合的に評価する。評価の比重は、平常点50%、筆記試験50%とする。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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青木 泰樹 著 『動態経済分析への道』 (八千代出版)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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新聞の経済記事、テレビの経済ニュース等に関心をもつこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 経済学概説 【第2回】 経済の基本的構造および経済学の主内容 【第3回】 資本主義市場経済の特徴と基本的メカニズム 【第4回】 マクロ経済分析の基礎 【第5回】 経済規模の概念と指標 【第6回】 経済規模の決定(1) 【第7回】 経済規模の決定(2) 【第8回】 経済政策論 【第9回】 貨幣と金融 【第10回】 金融論入門 【第11回】 現代の金融問題 【第12回】 国際経済の基礎理論(1) 【第13回】 国際経済の基礎理論(2) 【第14回】 国際経済の基礎理論(3) 【第15回】 理論と現実
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