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授業の内容(Course Description) |
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新しい時代の幕開けの予感。 米国の衰退、中国やインドの台頭、基軸通貨ドルの動揺・・・・。私たちが生きている21世紀の初頭の世界は、大きな転換点を迎えていると思います。 産業として広い裾野を持ち、日本製のさまざまな商品が世界を席巻している。欧米から「Japan is cool.」(日本はかっこいい)と憧れる文化をものづくりに注入し、すでに世界一の技術立国になったと考えられる。 日本という国のアイデンテイテイは何なのか、つまり、どんな「国のかたち」を目指すべきなのか考える時がきているが、新しい政権ははっきり国民の前に示していない。 しかし、どんな時代が到来しても、我が国の取るべき道は、技術をさらに深化させて、先端的な科学技術を生かし、これからも「科学技術立国」をめざすべきと考える。 そこで、世界に誇れる技術を理解することを目的とする。産業・企業研究Ⅰでは、欧州で優れた芸術や文化が生まれた科学技術の黄金期であったルネサンス時代から、500年の歴史を学ぶ。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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科学技術の発展が残した足跡は大きいものがある。その歴史を学ぶ。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験で評価する。積極的な授業参加姿勢および出席良好について考慮する。 但し、現下の経済環境に鑑み出席日数等に懸念のある学生(例、就職活動、運動部活動、生活費捻出のためのアルバイト、その他健康上の理由)は授業初日に申し出ること。個別対応する所存。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:プリントを適宜配布する。 参考文献:『ドラッカー入門』P.F.ドラッカー著ダイヤモンド社 『渋沢栄一』土橋喬雄著吉川弘文館 『人間渋沢栄一』渋沢青淵記念財団竜門社 『論語と算盤』渋沢栄一著㈱図書刊行会
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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企業・産業界のニュースに敏感であってほしい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 時代の覇権を握って戦略商品の変遷 【第3回】 覇権国の出現 【第4回】 産業革命Ⅰ 【第5回】 産業革命Ⅱ 【第6回】 日本の江戸時代の産業 【第7回】 日本開国 【第8回】 日本の夜明け 【第9回】 渋沢栄一の時代 【第10回】 財閥の出現 【第11回】 第2次世界大戦 【第12回】 戦後復興 【第13回】 高度成長期 【第14回】 リーマンショック 【第15回】 まとめ
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