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授業の内容(Course Description) |
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この演習は、私たちに身近な租税の現状とその役割について理解し、経済・社会が大きく変革する中でどのような課題があるのかを検討して、これからの私たちの国の租税や租税法のあり方を考えるものである。 演習では、私たちの国の財政と私たちに身近な租税である所得税、相続税、法人税、消費税などについて、その現状と課題の分析・検討を行う。毎回、あらかじめ指定したテキストの課題について、報告担当者からその調査した内容の報告を行い、それについて全員で討論を行う。 また、受講生が選定したテーマについて、各自レポートを作成して発表し、討論を行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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社会生活において、情報の収集や事実の確認を行い、それを整理し、自ら考え判断を行うことができる力と、その自分の考えを明確に表現し、伝えることができる能力を身に付けることを目標にする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席、発表、討論およびレポートにより、総合評価を行う。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:新川浩嗣『図説日本の税制〈平成21年度版〉』財経詳報社 その他、適宜指示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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疑問点や問題点は、納得・理解できるまで学習し、自ら考え、自ら判断する姿勢を持つこと。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 春学期のガイダンス 【第2回、第3回】 日本の財政および租税の現状 【第4回~第14回】 テキストの課題の報告・討論と個人レポートの発表・討論 【第15回】 春学期のまとめ
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