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授業の内容(Course Description) |
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学習スタイルには、「ティーチング」と「ラーニング」がある。 受験勉強は、知識を学び正解が存在するティーチングが中心。 しかし、実社会・企業社会での各種課題は、“正解”がなく、“最適解”を追求する世界。 したがって、私の「産業企業研究」では、このラーニングの能力向上を目指したい。
<前期> ラーニング型課題解決を業務ミッションとしている「広告会社」の事業形態と、メディア関連業界の現状と事例を解説することを通じ、産業・企業を評価する視点の会得と、評価のために分析を加えていく“アプローチ法”を学んでほしい 。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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「ラーニングを通じた課題分析能力向上」を目指したい 、と考えている。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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評価は、「与件に対する分析レポートの提出」を予定。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト・プリント配布 参考書:特になし
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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関心領域・対象に対し、 ①業績はどうか? ②それは、何が原因か? ③問題点と機会を整理 ④(新たな)解決課題を設定 ⑤課題解決のためのアプローチ案 を考える習慣を身につける、という姿勢を所有してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 広告と広告市場の現状 【第3回】 広告会社の組織と機能&ビジネス形態 【第4回】 広告とは何か 【第5回】 マスメディア業界研究概論 【第6回】 テレビ業界の環境変化1 (経営状況) 【第7回】 テレビ業界の環境変化2 (デジタル化と著作権) 【第8回】 テレビ業界の環境変化3 (BPOをめぐる議論の視点) 【第9回】 テレビ業界の環境変化4 (放送法改正案と集中排除原則) 【第10回】 ネットを通じた番組配信「アクトビラ」 (ゲストレクチャー) 【第11回】 メディア関連実務2: 新聞・雑誌 【第12回】 ラジオ業界に未来はあるか 【第13回】 ネットを通じたブランディング (ゲストレクチャー) 【第14回】 新聞・雑誌業界の苦悩 【第15回】 与件に対する分析レポート記述(テストに替えての評価判断)
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