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授業の内容(Course Description) |
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◆「広告」と「メディア」を中心としたコミュニケーション業界◆
学習スタイルには、「ティーチング」と「ラーニング」がある。 受験勉強は、知識を学び正解が存在するティーチングが中心。 しかし、実社会・企業社会における各種課題解決では、“正解”は存在せず、“仮説”の構築能力と“最適解”を追求することが求められる。 このような、情報分析と経験から導き出される最適解追求のための学習法を、ラーニングと位置づける。 したがって、私の「産業企業研究」では、このラーニング能力の向上を目指したい。
<後期> 「広告業界」「広告業務」「メディア業界」のビジネス形態を紹介するとともに、放送・通信環境の激変により変革と転身を余儀なくされるメディア関連業界の刻々と変わる現状を解説することを通じ、産業・企業を評価する視点の会得と、評価のために分析を加えていく“アプローチ法”を学んでほしい 。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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ラーニング手法を通じた、「情報分析能力向上」と「分析を通じた課題設定能力」の向上を目指したい。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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評価は、最終授業時実施の「与件に対する分析レポート記述」とし、加点要素として出席点(1出席=1.5点)を用いる。 レポート評価80点で、15回全出席なら102.5点(S評価) レポート評価50点で、5回のみの出席なら57.5点(D評価)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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講義テーマに応じ、「テキスト・プリント」あるいは「レジュメ・プリント」配布。 参考文献は、特になし。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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状況変化の著しいコミュニケーション業界の最新動向を紹介するには、1年間の間隔では長すぎると考えています。 前期に講義した状況も刻々と変化しています。本講座では、その「状況」を対象としたい。 したがって、授業の「タイトル」は前期と類似したものとなります。 また、業界の基本的構造自体は変化しないため、講義内容の3~4割程は前期と重複します。残りの6~7割の情報が最新動向紹介、という内容となります。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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業界動向変化に応じ、授業予定を前後変更する場合があります。
【第1回】 後期ガイダンス 【第2回】 iPadを始めとする「電子書籍端末」は脅威か? 【第3回】 「電子書籍端末」と既存メディア(新聞・雑誌業界の苦悩と戦略) 【第4回】 生存の芽が見え始めた「ラジオ」業界 【第5回】 「広告」と「広告市場」の現状 【第6回】 「広告業界」の組織と、ビジネス機能 【第7回】 「広告」の機能と、「コミュニケーション戦略」 【第8回】 「広告」の機能と、「メディア戦略」 【第9回】 「インターネット広告」の概要 【第10回】 「インターネット広告」を通じたコミュニケーション戦略 【第11回】 「テレビ業界」の環境変化1 【第12回】 「テレビ業界」の環境変化2 【第13回】 「テレビ業界」の環境変化3 【第14回】 「テレビ業界」の環境変化4 【第15回】 与件に対する分析レポート記述(テストに替えての評価判断)
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