授業内容 |
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理工学において諸現象を記述するために、物理量を空間や時間を独立変数とする微分方程式の形で表現し、それを解くことが求められます。流体力学、伝熱学、電磁気学、弾性力学、振動学、音響学等ほとんど総ゆる工学において微分方程式に遭遇します。微分方程式には、独立変数1個の常微分係数のみを含む常微分方程式と、独立変数が2個以上で偏微分係数を含む偏微分方程式がありますが、ここでは常微分方程式の初等的解法を学びます。 微積分学を復習した後、1階常微分方程式、2階常微分方程式、の解法を学習し、最後に工学問題への適用例を学びます。 微分方程式に関しては、基礎的事項、基本的解法を理解するだけでは十分でありません。その基礎知識を応用し、広く活用 出来る力を身に付ける必要があります。その意味で演習問題を解くことが極めて重要です。
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