Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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公衆衛生学(Public Health) 鈴木 勇司
1年 前期 専門基礎分野必修 2単位
【柔整・前】 10-1-0629

授業内容
我が国は、第二次世界大戦以降に公衆衛生学の教育、医療技術の発展、経済的な発展が相伴い種々の疾病による死亡率の改善が見られ、平均寿命が世界最高になるまで至った。その結果として、少子高齢化社会が形成されてしまった。公衆衛生がこれから目指すことは、疾病治療から、疾病予防に移ってきた。しかし、何らかの障害が残ってしまった場合には、障害者の残された能力を最大限に活用させ、家庭や社会に復帰させることが重要である。実際に実施するには、種々の職種の人々のチームワークをもって行うこととなる。柔道整復師もこのような観点から社会貢献する必要がある。従って、専門職としての公衆衛生学的知識と公衆衛生全般の知識を学ぶ。