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授業の内容(Course Description) |
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春期と同様、本演習では、本学の学生にとってはやや難易度が高いと思われるテキストを輪読し、本格的な学術論文と「格闘」することによって思考の基礎トレーニングを行う。これは今後の社会人、特に企業人としてのキャリアを歩んでいく中で求められる様々な能力・技法を培うことを目的としたもので、具体的には経済現象の読み解き方や考え方、発表内容のまとめ方、プレゼンの方法および討論の進め方等を、実体験の中で習得してもらうことを意図している。 その題材は春期と同様、社会主義から資本主義への体制転換に関する専門書を用いる(具体的には春期の終わりに決定)。旧社会主義諸国の転換期における経済はいかなるものであったのか?それはなぜそのようになったのか?本演習では、こうした疑問を追及することで経済学的な思考力を養うとともに、前述の技術を身につけてゆく。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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移行経済諸国の体制転換をはじめとする現実の経済に対する理解を深めるとともに、思考法や発表の技術を高めることを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席とゼミ報告を最重視する。欠席・中途退席や、報告の出来が極端に悪い場合は不可とする。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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未定(春期末に受講者と相談の上、決定)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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臆することなく、思いついたことは積極的に発言して欲しい。若者の間違いは決して恥ではなく、お互いに意見や質問をぶつけ合うことで成長が促されるのだから、全員が事前になんらかの発言内容を用意して、演習に望むくらいの心構えでいてもらいたい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 基礎講義 【第3回】~【第14回】 テキストを分担して報告・討論 【第15回】 全体のまとめ
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