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授業の内容(Course Description) |
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スポーツ・マネジメントについて総合的かつグローバルな視点でアプローチするのが本ゼミの目指すところである。スポーツは「結びつけ、命を与える」という現代社会にとって必須の特性を有する。私たちを取り巻く環境が大きく変化するなかで、家族やコミュニティのあり方、国家制度のあり方等が見直されているが、国民の生活や地域においてスポーツが果たす意義や役割についても改めて考える必要がある。本ゼミでは、我が国及び欧米先進国がどのようなスポーツ政策やマネジメントを行っているかについて、様々な視点より分析・研究する。どちらかというと競技スポーツ、メディアスポーツに偏っている我が国の実情にも触れ、本来のスポーツのあるべき姿について学生諸君とともに論じたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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ゼミ生は、単に知識を習得するのではなく、自分の言葉でしっかりと理解し、表現できる能力を身につける必要がある。ゼミをとおしてスポーツや関連領域について広い視野を養うとともに、課題への取り組みをとおしてコミュニケーションやプレゼンテーションの能力を高める。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席、参加態度、自発性、人間性などから総合的に評価する。基本的には「良いところ探し」の視点で行う。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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原則的にはオリジナルテキストを使う予定である。また、適宜参考となる著書等を紹介する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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何といってもスポーツが好きで、関心のある人。「好きこそものの上手なれ」が第一歩と考えている。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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教員と学生、学生同士のコミュニケーションを重視する。持続する発展が可能な社会の実現に、スポーツはどうかかわるべきかについて様々な議論を通じて見識を深めていく。当然のことながらフィールドワークを重視し、書物のみに頼らず現場に出ることを大切にする。現地・現物・現場主義から学び、空理空論ではなく実際の社会でのスポーツのあり方を理解してもらいたい。授業のテーマや進め方は、学生諸君と面談しながら決定していく。
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