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授業の内容(Course Description) |
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旅行業を営むためには、法(旅行業法)により一定の条件を備えることが定められている。そのひとつとして、国家資格である「旅行業務取扱管理者(国内・総合)」の営業所への選任がある。この講座は、「旅行業務取扱管理者(総合)」の資格取得(国家試験合格)を目指す講座である。試験科目は、「旅行業法」「旅行業約款および運送・宿泊約款」「国内旅行実務」「海外旅行実務」の4科目であるが、『旅行業関連資格取得講座 B1』では「海外旅行実務」のうち《海外旅行実務の基礎知識》《国際航空運賃・国際航空運送約款》《旅行英語》の3部門を、『旅行業関連資格取得講座 B2』では「海外旅行実務」のうち《出入国法令・手続》《海外観光地理》の2部門を学習するので『B1』『B2』合わせて履修すること。(「旅行業法」「旅行業約款および運送・宿泊約款」「国内旅行実務」の3科目は前年秋期の『旅行業関連資格取得講座 A1・A2』で学習済みである)。「海外旅行実務」は国家試験科目の中でも配点の比重が高く範囲も広いので問題演習も含めて十分に学習し試験に備える。なお、「旅行業務取扱管理者(国内)」資格を取得するための国家試験には「海外旅行実務」は試験科目として含まれていないのでこの講座を履修しなくても受験できる。なお、国家試験(国内=9月、総合=10月)前には模擬試験を実施する予定である。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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「旅行業務取扱管理者(総合)」資格を取得するための国家試験に合格できるレベルを到達目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況 25%、期末テスト 75%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは全て講師作成のプリントを使用する
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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旅行業への就職を志望する学生はこの講座を履修し「旅行業務取扱管理者(総合)」の資格取得を目指してほしい。資格が取得できれば就職に際して大きな優位性を持てることは言うまでもない。資格の取得がこの講座の目的だが、海外旅行に関する幅広い知識を体系的に学習でき、実際の旅行に大いに役だつので海外旅行に興味を持つ全ての学生に履修をお勧めする。テキストは毎回の授業で配布するので欠席しないこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 「ガイダンス」 「海外旅行実務の基礎知識」 ・航空会社コード ・都市・空港コード 【第2回】~【第6回】 「海外旅行実務の基礎知識」 ・時差 ・国際航空時刻表の見方 ・海外鉄道時刻表の見方 ・ホテル ・クルーズ ・査証・ ・海外危険情報 ・その他 【第7回】~【第13回】 「国際航空運賃・国際航空運送約款」 【第14回】・【第15回】 「旅行英語」
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