Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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観光調査法A 白坂  蕃
選択  2単位
【観光経営】 10-1-1130-1852-07

1. 授業の内容(Course Description)
 観光をどのように調べ、何を明らかにするのかについて、その手法を学ぶ。このために、文献を読んで紹介し、観光や観光地を分析する手法を学ぶ。またフィールドワークをしてレポートを作成する。研究のまとめ方やレポートの作成も学ぶ。
 なお、フィールドワークに参加できない受講生には、別途、課題を与える。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 自らのフィールドワークを通して、調査手法とレポートのまとめ方を身につける。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 評価は出席状況とレポートの出来具合などで判定する。なお4回以上欠席した場合はその時点で不合格とする。2回の遅刻は1回の欠席とみなす。
 なお、フィールドワークに参加した受講生には、成績評価を考慮する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 講義中にプリント資料を配付する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 前期末に野沢温泉で3泊4日(費用1泊8,000円程度)のフィールドワークを実施する。その結果を後期「観光調査法B」で発表してまとめる。したがって、この観光調査法A/Bは分割しないで、通年で履修することが望ましい。なお、野沢温泉でのフィールドワークに参加した受講生には、単位取得と評価に関して考慮する。
 講義の流れは概ね以下の通りであるが、進行状況によっては変更することがある。
 希望者をつのり、学年末にボルネオでエコツーリズムに関するフィールドワーク(1週間)をする。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 観光研究の事例:日本におけるスキー場開発史研究1
【第2回】
 観光研究の事例:日本におけるスキー場開発史研究2
【第3回】
 観光研究の事例:日本におけるスキー場開発史研究3
【第4回】
 観光研究の事例:日本におけるスキー場開発史研究4
【第5回】
 観光研究の事例:日本におけるスキー場開発史研究5
 第1回〜第5回を通して調査とフィールドワークの視点を学び、各受講生が、フィールドワークにおける自分の研究テーマを確定する。
【第6回】
 受講生による論文紹介1
 ・調査しようとするテーマ別にグループに分かれ、文献を読み発表する。
 ・それによって、聞き取り項目とその内容の詳細をつくる。
【第7回】
 受講生による論文紹介2
【第8回】
 受講生による論文紹介3
【第9回】
 受講生による論文紹介4
【第10回】
 受講生による論文紹介5
【第11回】
 受講生による論文紹介6
【第12回】
 受講生による論文紹介7
【第13回】
 野沢温泉でのフィールドワークにおける聞き取り項目の整理1
【第14回】
 野沢温泉でのフィールドワークにおける聞き取り項目の整理2
【第15回】
 まとめと評価