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授業の内容(Course Description) |
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債権総論、担保物権法を中心に、金融取引において重要度の高い判例・論点や最近注目されているものを取り上げて勉強します。同時に、関連する民商法の他の領域も適宜取り上げ、ある程度民商法全体の理解に資するようにします。 就職後不可欠となる、人前でのプレゼン・討議能力についても、ゼミを通じての習得を目指します。 ―演習の進め方、テーマについては、参加者の希望があれば途中変更することも検討します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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法学検定2級、3級(司法)レベル以上の法律知識と、就職後に必要とされる一般教養
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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報告、議論への参加、出席状況(学生便覧参照)等を総合評価します。積極的な貢献を期待します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:内田 貴『民法III(第3版)―債権総論・担保物権』東大出版会(2005) 参考文献:中田・潮見・道垣内 編『民法判例百選 I ―総則・物権(第6版)』『民法判例百選 II―債権(第6版)』有斐閣(2009)
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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参加者はグループ毎に、各自が担当部分をキチンと勉強し、報告等の責任を果たすことが求められます。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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(1)開講時に、グループ別の構成を発表するとともに、取り上げるテーマ(論点)とスケジュールを提示します。 (2)次に、上記スケジュールに沿って論点毎に、ゼミ生から、上記テキストのうちの該当箇所等についての報告・発表を受けます。 (3)そのうえで、当該論点の中核をなす判例等を取り上げ、ゼミ生作成のレジュメに沿って報告・発表を受けます(論点は、学説、判例の変遷など)。 (4)その後、ゼミ生全員で、その金融実務に与えるインプリケーション等について、ディスカッションを行います。 (5)全体の進捗状況をみながら、適宜break timeを設けます。
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