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授業の内容(Course Description) |
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文学作品の本文を正確に読解する力を養成したい。平安時代の文学作品を対象とするが、今年度は『枕草子』を取り扱う。『枕草子』の本文・注釈を比較検討しながら作品を読んでゆく。 講義は演習形式をとり受講者主体で注釈・現代語訳の作業を進めてゆくことになる。 詳しくは第1回の授業で説明する。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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・自ら課題を見出して調査し研究する力を身につける。 ・日本の文化についての深い教養を身につける。 ・修士の学位にふさわしい論文を書き上げる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点で評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト こちらで用意する。 参考文献 授業の中で紹介する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 『枕草子』についての解説。レジュメの作り方。辞典・参考書について。 担当者の割り当て。 【第2回】 第138段「正月十余日のほど、空いと黒う」を読む 【第3回】 第139段「清げなるをのこの、双六を」第140段「碁をやむごとなき人と打つとて」第141段「おそろしげなるもの」を読む 【第4回】 第142段「清しと見ゆるもの」第143段「いやしげなるもの」第144段「胸つぶるるものを読む」を読む 【第5回】 第145段「うつくしきもの」を読む 【第6回】 第146段「人ばへするもの」第147段「名おそろしきもの」を読む 【第7回】 第148段「見るにことなる事なきもの」第149段「むつかしげなるもの」第150段「えせものの所得るをり」を読む 【第8回】~【第10回】 第151段「苦しげなるもの」第152段「うらやましげなるもの」を読む 【第11回】・【第12回】 第153段「とくゆかしきもの」第154段「心もとなきもの」を読む 【第13回】~【第15回】 第155段「故殿の御服のころ」を読む
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