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授業の内容(Course Description) |
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20世紀世界最大の社会科学者といわれているタルコット・パーソンズ(Talcott Parsons, 1902−1979)の思想と行動について検討し、あわせてアメリカにおける知識人をめぐる問題状況について考える。そうすることによって、社会学的な基礎概念と基礎理論とを学び、社会学的な分析方法を学ぶ。あわせて履修者各人の研究テーマについても研究結果の中間報告を検討する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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パーソンズの理論と社会学的な基礎概念・分析方法を修得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席態度と授業態度で30%、報告内容20%、レポート50%、これを目安に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:高城 和義『パーソンズとアメリカ知識社会』岩波書店
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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演習への参加を考えるものは、図書館で上記文献を見て、関心がもてるかどうか、事前に確かめておくこと。 広い問題関心をもつ履修者を求める。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 自己紹介、今後の進め方について説明、 報告の順番の決定 【第2回】 「凡例」と「序 本書の課題」の検討 【第3回】 「第一章 タルコットの家庭環境」その1 【第4回】 「第一章」その2 【第5回】 「第二章 社会科学への道−−大学生時代」 その1 【第6回】 「第二章」その2 【第7回】 「第三章 修業時代」その1 【第8回】 「第三章」その2 【第9回】 「第四章 『社会的行為の構造』」その1 【第10回】 「第四章」その2 【第11回】 「第五章 第二次大戦期の思想と行動」その1 【第12回】 「第五章」その2 【第13回】 「第五章」その3 【第14回】 総括討論 【第15回】 総括
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