Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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ドイツ語コミュニケーション I アンドレア ククリンスキ
選択  1単位
【外国語】 10-1-1410-1831-01

1. 授業の内容(Course Description)
 ドイツ語についてどのようなイメージを持っていますか?例えば、「ドイツ語は難しい」、「文法は複雑」等のようなことはよく聞こえるでしょう。他方、小さい子供を見ると、子供は言語を覚える時、その文法や複雑さを全く気にせず、間違いだらけのドイツ語を繰り返しながら毎日少しずつ上達します。
 この授業では、ドイツ語母語話者とのコミュニケーションにより、子供が言語を覚える時と同様に、ドイツ語を実際に話しながら身につけます。基本会話に必要なごく簡単な文法を基にして、パートナーとの間や小グループ内でたくさん練習やゲームをします。ドイツ人と話す時に大切であるのは、文法が正しいことではなく、言いたい意味が通じることだけです。一言を話しても十分ですので、とにかく勇気を出して練習に参加してください。このクラスでは口を開けて声を出しさえすれば、「間違い」はありません。まずは子供と同様に文法や書き方等の正しさを気にせず、相手とのコミュニケーションを楽しみましょう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ドイツ語母語話者教員の指導により、「話す」「聞く」を中心に基本的なドイツ語の技能を身につけます。比較的簡単な文法を基にしてとりわけ話し勇気を養い、学習者がドイツ人と実際に会話できるように実践的な練習に重点を置きます。一年に続けて授業に参加するならば、一人でも容易にドイツへ旅行できるほどのコミュニケーション能力の養成を図ります。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点(10%)、平常点(40%)、定期的に行う小テスト(20%)、期末行う口頭テスト(30%)とを総合的に評価します。平常点は授業への参加によって評価し、何もせずにただ座りことだけでは評価しないことを学生が注意すべきです。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『ドイツへ行こう(Auf nach Deutschland)!』同学社 *通年使用
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 この授業はドイツ語での会話だけでなく、多言語や母国語での会話でも有益なコミュニケーション能力を養成します。少人数グループでの数多くの練習により友人との出会いもよくできますので、休まず授業に出席し、活発に練習に参加してください。学習者は子供と同様に、たくさん話して「間違い」もたくさんすればするほど、ドイツ語等の外国語を一層早く覚えます。先生や同級生とのコミュニケーションの間にたくさんの「間違い」をし、勇気を出してドイツ語を実際に話しましょう!
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 Lektion 1: Hallo! ― 発音の初歩、自己紹介(基本)、授業のやり方についての説明
【第2回】
 Lektion 1: はじめまして
 ― 自己紹介(続き)、名前と出身
【第3回】
 Lektion 1: 電話してもいい? ― 数字、電話番号
【第4回】
 Lektion 1: 何歳ですか? ― 年齢、相手のご紹介
【第5回】
 Lektion 2: 世界とヨーロッパ ― 国々の名前、アルファベット、発音(続き)
【第6回】
 Lektion 2: お元気ですか? ― スペリング、メールアドレス、具合を尋ねる、答える
【第7回】
 Lektion 2: 何を勉強しますか? ― 大学の専門、好きなことや趣味
【第8回】
 Lektion 3: 暇の時は何をしますか? ― 様々な活動、好きなことと嫌なこと
【第9回】
 Lektion 3: 暇の時の活動 ― したいこと、しなきゃいけないこと、出来る・出来ないこと
【第10回】
 Lektion 3: 週末の予定はなんですか?
 ― 暇の時に関する表現、カレンダー
【第11回】
 Lektion 4: フランクフルトへ出発!
 ― 空港の中、出入国手続き
【第12回】
 Lektion 4: これはいくらですか?
 ― 買い物
【第13回】
 Lektion 4: 電車に乗り換えましょう!
 ― 切符の購入、電車の時刻表
【第14回】
 期末試験の準備:少人数グループによるシナリオ作成
【第15回】
 期末試験(シナリオの上演)