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授業の内容(Course Description) |
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英語言語学の全体像(統語論、意味論、形態論、音声学・音韻論、語用論、英語史、社会言語学、心理言語学等)を紹介するテキストを読み進め、解説を加えていく。様々な観点から英語を見ていく中で、現代英語がよりよく理解できればと考えている。また、実際面で役立たない、知識だけの英語学では困るので、「音声学」では正しい発音の徹底を図るトレーニングをオンライン教材を用いて行う。 教科書には内容の理解を確認するためのComprehension Checkと本文の内容を深め発展させるためのExercisesが付いている。幾つかのExercisesでは、インターネットのコーパスを使って用例集めの練習をしてもらうこともある。本文および関連事項を録音したCDが付属しているので活用してもらいたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この授業は、英語に関する知識(統語論、意味論、形態論、音声学・音韻論、語用論、英語史、社会言語学、心理言語学等)を高めることを目標としている。また、『言語文化』とタイトルが付いていることもあり、英語を母語とする国々の文化や言語事情に対する知識を深めることも目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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評価は、出席点・授業に取組む姿勢(40%)、課題提出(20%)、期末試験(40%)を考慮して評価します。欠席が多い場合は出席点でマイナス評価になりますし、欠席6回で評価DまたはRになります。(遅刻2回=欠席1回)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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影山太郎・他著:『First Steps in English Linguistics (英語言語学の第一歩)』(くろしお出版、¥1,680) また、ネット上の発音トレーニングシステムを利用する予定である。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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学習管理システムWebCTを使用する予定ですので、予・復習に活用してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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以下はシラバス作成時点での予定で、変更の可能性があります。 【第1回】 講義ガイダンス 英語学とは?:英語学の諸分野について 【第2回】 音声学と音韻論①:音と言葉の関係について 【第3回】 音声学と音韻論②:音を具体的に見ていく。発音トレーニング。 【第4回】 音声学と音韻論③:音を具体的に見ていく。発音トレーニング。 【第5回】 音声学と音韻論④:音を具体的に見ていく。発音トレーニング。 【第6回】 言語と文化 【第7回】 世界の英語: 英語の varieties(変種)について① 【第8回】 世界の英語: 英語の varieties(変種)について② 【第9回】 文法と語法①:統語論、文法、語法について① 【第10回】 文法と語法②:統語論、文法、語法について② 【第11回】 文法と語法③:演習問題を解き、その後、解説。 【第12回】 文法と語法④:演習問題を解き、その後、解説。 【第13回】 意味論:語の意味と文の意味について 語用論:文字通りの意味と裏の意味について 【第14回】 コーパス言語学: コンピュータによる英語の観察 【第15回】 まとめと試験
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