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授業の内容(Course Description) |
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本講義の内容は、下記5テーマを題材に取り上げて春期講義「経済学 I 」に引き続き、経済学の基本的な理論と実際の経済の動きとの関連を学びます。 (1)公共部門の経済学、つまり財政問題 (2)金融システム (3)企業の役割と労働市場 (4)国際経済
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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経済の原則を理解し、実際の我が国の内外における経済状況を経済原則から考察する力を身につける事を目標にします。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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(1)試験と平常点で評価します。 平常点評価とは、下記5. 学生への要望・その他の項に記載された事項に対する、受講生の対応を評価する事を意味します。 (2)試験は2回行います。 (3)出席の確認は授業開始時に行いますが、授業終了時にも再度確認する場合があります。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:プリント配布 参考文献:『はじめての経済学』(伊藤 元重 著。日経文庫) 『財政学から見た日本経済』(土居 丈朗 著。光文社新書) など
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)私の期待する学生は、我が校の建学の精神を尊び、教育方針に言う“自分流”を身に付けるべく自己研鑽を積む学生です。 (2)本講義を上記期待像の形成の一助にしたいと考えております。受講を通じ、 ①物事を論理的にまた多面的に思考する能力を伸ばして下さい。 ②学んだ内容を教養としてしっかりと取り込んで下さい。 ③議論の場を設けますので、議論の実践を通じ自分の意思を相手に伝える能力、また相手の意思を理解する能力を伸ばして下さい。 (3)受講とは、単に受講登録を意味せず現に授業を受ける事でから、当然授業に出席することが重要です。 また、遅刻をしないように注意することも重要です。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 春季講義(経済学 I )内容の概略 【第2回】 公共部門の経済学(1):公共部門の機能と資金調達 【第3回】 公共部門の経済学(2):財政支出と税制 【第4回】 公共部門の経済学(3):財政政策と日本の財政事情 【第5回】 金融システム(1):マネーサプライ 【第6回】 金融システム(2):日本銀行と金融機関 【第7回】 まとめと試験 【第8回】 経済活動における企業の役割 【第9回】 労働市場の考察 【第10回】 戦後の世界経済の流れ 【第11回】 国際経済(1):国際収支 【第12回】 国際経済(2):外国為替・外国貿易 【第13回】 国際経済(3):日本とアジア諸国との経済関係 【第14回】 まとめと試験 【第15回】 国際経済発展に関する日本の貢献
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