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授業の内容(Course Description) |
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この法学IIでは、法学 I で学んだことを足がかりにして、法学の一般的知識を理解していくことを目指します。近年、日本でも司法制度改革や裁判員制度が導入されるなど、いわゆる訴訟社会にも対応できるシステムを構築しつつあります。仮にそのような状況になるとすれば、訴訟社会の典型国であるアメリカの問題を学んでおくことが重要になってきます。実際、アメリカでは、日々様々な法律問題が生じており、常に最先端の問題を理解しておく必要があります。この授業では、アメリカのホットな法律問題(特に憲法問題)を取り上げ、学生と一緒に考えていきたいと思います。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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比較を通じて法的分析力のアップをはかります。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験 状況に応じて、レポート・試験等
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業内で指定
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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法学Ⅰを履修していなくも大丈夫ですが、履修している人は理解しやすいと思います。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス―授業の進め方 【第2回】 アメリカの立憲政体―対立が好きなアメリカ人 【第3回】 安楽死をめぐる問題―死ぬ権利はあるのか? 【第4回】 中絶をめぐる問題―子供を堕ろして何が悪い? 【第5回】 平等をめぐる問題―肌の色ってそんなに重要? 【第6回】 政教分離をめぐる問題―政府機関にクリスマスツリーを飾ってもいいの? 【第7回】 福祉をめぐる問題―貧困と助成の関係 【第8回】 教育をめぐる問題―バウチャー制って何? 【第9回】 著作権をめぐる問題―どこまでも続く著作権保護期間 【第10回】 契約条項をめぐる問題―契約は何でも自由? 【第11回】 外交政策をめぐる問題―アメリカのいうことを聞かないと?? 【第12回】 テロ対策をめぐる問題―自由と安全 【第13回】 連邦制をめぐる問題―地方が強いのも大変? 【第14回】 ディパートメンタリズム―やっぱりアメリカは対立が好き!? 【第15回】 大統領選挙の行方―誰が大統領に???
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