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授業の内容(Course Description) |
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金融というと、私たちは素人で、なんだか分らないが専門の人たちのすることだと思う人が沢山います。 でもお金が大事なことは誰でも知っています。 実は経済の動きは、物やサービスの生産と、金融の動きの二つで決まります。これがよく言われる「お金は経済の血液だ」ということの意味なのです。 この講義ではまず金融というものに慣れることを重視します。いろいろな用語や、お金が動く仕組みを知っていれば、金融というものが何も特別難しい専門家だけのものではないことが分り始めます。 大きく、お金の流れが分ることに重点を置いて話を進めます。 4.テキスト・参考文献(Textbooks)で指定してある2冊の本を講義で使いますから、必ず持参してください。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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次のようなことを目標にします。 ・まず金融の用語や仕組みを知ること。 ・家計や会社がどうお金とかかわっているのか知ること。 ・銀行や証券会社を通じた国全体のお金の流れの仕組みを知ること。 ・日銀が何をしているか知ること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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・出席点30% ・途中で行う小テスト30点 ・期末テスト40点 講義でキーワードを説明してゆくのでので出席しないと理解が進みません。 遅刻や早退などは出席点に加味します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『Q&A 経済の仕組み100の常識』 小塩隆士 著 日本経済新聞社 『図解 これだけでわかる 日本の金融』 家森信善 著 東洋経済新報社
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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キーワードの説明を書き取るだけでなく、自分でノートをとることに心がけてください。そうしないと力がつきません。 講義中は静粛にしてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義のガイダンス 【第2回】・【第3回】 金融問題に慣れる 【第4回】 経済のなかでの金融の役割 【第5回】 お金をためる 【第6回】 企業とお金 【第7回】 復習 【第8回】 金融市場のプレイヤー 【第9回】 銀行システムの仕組み 【第10回】 証券市場の仕組み 【第11回】・【第12回】 日銀の役割 【第13回】・【第14回】 貿易と円高・円安 【第15回】 まとめ
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