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授業の内容(Course Description) |
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この演習は「食」の社会経済史・文化史をテーマにします。今日、食の安全、食育、食糧自給率の低下、サプリメント、和食のブランド化等々、数えられないほど「食」はさまざまに話題となっています。言うまでもなく、「食」は人間の生活のもっとも基礎的な要素ですが、多数の分野にまたがる複合的な課題です、この演習では、その中でとくに経済・社会・文化の側面に力点を置いて、西洋と日本の「食」をめぐる諸問題について、歴史的観点を入れながら学びます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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「食」をめぐる諸問題について理解を深めると同時に、自発的にテーマを決め、調べ、発表する能力を養う。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席(毎回出席が義務)、討論ヘの参加と発表により、平常点で成績評価をおこなう。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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初回に参加者の興味を聞いたうえで決める。参考文献については、進行に合わせて指示する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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問題関心を持ち、積極的に討論・発表に参加することを希望します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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最初、今日の日本の「食」状況に関連した本を輪読します。その後、参加者の関心を考慮してより専門的な文献について輪読します。この過程で参加者はおのおの自分(グループを作っても良い)でテーマを決めて勉強を進める。演習IIにおいては、各自・各グループが調べた成果をお互いに発表しあう。 【第1回】 現代日本の「食」状況(教師による説明) 【第2回】~【第14回】 文献(2冊)の輪読 【第15回】 まとめと各自・各グループのテーマの決定
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