Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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演習 I 廣田  功
選択  2単位
【経営】 10-1-1110-1865-13A

1. 授業の内容(Course Description)
 この演習は「食」の社会経済史・文化史をテーマにします。今日、食の安全、食育、食糧自給率の低下、サプリメント、和食のブランド化等々、数えられないほど「食」はさまざまに話題となっています。言うまでもなく、「食」は人間の生活のもっとも基礎的な要素ですが、多数の分野にまたがる複合的な課題です、この演習では、その中でとくに経済・社会・文化の側面に力点を置いて、西洋と日本の「食」をめぐる諸問題について、歴史的観点を入れながら学びます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 「食」をめぐる諸問題について理解を深めると同時に、自発的にテーマを決め、調べ、発表する能力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席(毎回出席が義務)、討論ヘの参加と発表により、平常点で成績評価をおこなう。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 初回に参加者の興味を聞いたうえで決める。参考文献については、進行に合わせて指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 問題関心を持ち、積極的に討論・発表に参加することを希望します。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
 最初、今日の日本の「食」状況に関連した本を輪読します。その後、参加者の関心を考慮してより専門的な文献について輪読します。この過程で参加者はおのおの自分(グループを作っても良い)でテーマを決めて勉強を進める。演習IIにおいては、各自・各グループが調べた成果をお互いに発表しあう。
【第1回】
 現代日本の「食」状況(教師による説明)
【第2回】~【第14回】
 文献(2冊)の輪読
【第15回】
 まとめと各自・各グループのテーマの決定