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授業の内容(Course Description) |
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観光産業そのものが、新しい産業であることなどから日本では「観光経済学」といった学問領域が、きちんと確立されるに至っていません。ここでは経済学的な手法を用いて「観光」を調査・分析し、その内容の解明を図り観光に対する理解を一段と深めるものになっています。Aでは観光経済学の基礎を学び、秋季のBでは応用を学びますのでAとBの両方を受講するようにしてください。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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2年前に観光庁が設置され、日本でも観光の振興が、大きな政策課題になっています。これまでのように輸出中心の経済から内需中心に経済構造を切り替えるのに「観光」のウエイトは一段と高くなっています。経済の立場から観光について提言できるようになってもらいたいと望んでいます。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末に行う試験の成績によって評価します。但し、出席率の良い学生には加点する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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河村誠治『観光経済学の基礎』、溝尾良隆『観光学 基本と実践』 を中心に、必要とするものを適宜プリントして配布します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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AとBを通して観光経済学が理解できるようにカリキュラムを組んであるのでAとBの両方を履修することが望ましい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業のガイダンス 今後の授業計画等 【第2回】 観光経済学の基礎Ⅰ 【第3回】 観光経済学の基礎Ⅱ 【第4回】 観光経済学の基礎Ⅲ 【第5回】 観光経済史(中世から明治) 【第6回】 観光経済史(明治から高度成長) 【第7回】 観光経済史(高度成長からバブル) 【第8回】 観光経済史(バブルの時代) 【第9回】 観光経済史(バブルの崩壊) 【第10回】 観光経済の規模 【第11回】 観光経済の周辺 【第12回】 観光経済の波及効果 【第13回】 観光経済の構成と特色 【第14回】 観光商品とは何か 【第15回】 春季の総論
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