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授業の内容(Course Description) |
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地理学の研究対象は「地域」であるが、「地域」は様々な事象で満たされた具体的な土地空間である。本講義では、具体的な「地域」をとりあげ、そこに見られる様々な事象のうちのいくつかにテーマをしぼり論ずる。この講義をとおして、自然と人間活動とのかかわりをとらえ、地理学的な見方や考え方を理解しそれらを身に付けて欲しい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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地域を、地理学的な見方や考え方でとらえられる様になる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験50%、授業参加度30%、折々に課す簡単なレポート20%によって評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業中、適宜紹介する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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具体的な地域をテーマとするので、地図帳を持参のこと。 講義内容は、毎回、前回の内容に続くものとして進めるので、欠席をせず受講すること。また、秋学期の地理学特殊講義1B-Ⅱ に連続するので、連続して受講することが望ましい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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主として関東地方に例をとり、土地自然と人間活動との関わりについて論ずる。 【第1回】 ガイダンス 【第2回】 日本の平野の概要 【第3回】~【第5回】 関東地方の地形構造 【第6回】~【第8回】 山の手台地と下町低地 【第9回】 日本における都市立地の概要 【第10回】・【第11回】 下町低地の地下構造と土地利用 【第12回】 江東デルタ地域の河川整備と高潮対策 【第13回】・【第14回】 日本および埼玉平野における地盤沈下 【第15回】 まとめ ※以上に示した内容はあくまでも目安であり、状況に応じて変更する場合がある。
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