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授業の内容(Course Description) |
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文学は言語を媒体とする芸術表現ですが、その鑑賞も文学活動の一つです。「英語圏の文学」は作者の国籍や人種を問わず、英語で表現された文学を広く扱います。「英語圏の文学 I 」では演劇を取り上げます。演劇は人類の文明の初めから存在していた文化の形式の一つですが、イギリスではシェイクスピアの時代に最盛期を迎えました。この授業では、現代までのイギリス演劇の歴史を概観した後、『ロミオとジュリエット』をテキストとしてシェイクスピアの演劇を学びます。「ロミオとジュリエット」の物語がイタリアからフランスを通ってシェイクスピアに届いた経緯も興味深いものです。この劇は今も世界各地で頻繁に上演されていますし、映画や翻案にも優れた作品がありますので、現代の受容についても考察します。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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演劇の歴史を学び、現代における演劇の意味を考える。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業参加状況20%、発表10%、提出物20%、期末レポート50%の割合で、総合的に評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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開講時に指示します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 演劇とは何か 【第2回】 世界の演劇 【第3回】 イギリスの演劇 【第4回】 シェイクスピアの演劇 【第5回】 『ロミオとジュリエット』第1幕 【第6回】 『ロミオとジュリエット』第2幕 【第7回】 『ロミオとジュリエット』第3幕 【第8回】 『ロミオとジュリエット』第4幕 【第9回】 『ロミオとジュリエット』第5幕 【第10回】 シェイクスピア時代の上演 【第11回】 シェイクスピア以後の上演 【第12回】 現代の上演 【第13回】 映画作品 【第14回】 翻案作品 【第15回】 まとめ
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