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授業の内容(Course Description) |
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1、2年間ドイツ語を勉強した今、ドイツ語についてどのように考えますか?例えば、「ドイツ語は難しい」、「文法は複雑」等のように、ちょっとがっかりしているのではないでしょうか?もしそうでしたら、しばらく小さい子供を見ましょう。子供は言語を覚える時、その文法や複雑さを全く気にせず、間違いだらけのドイツ語を繰り返しながら毎日少しずつ上達します。 この授業では1・2年次のドイツ語授業を終えた上に、ドイツ語母語話者とのコミュニケーションにより、ドイツ語を実際に話しながら身につけます。基本会話に必要な簡単な文法を基にして、パートナーとの間や小グループ内でたくさん練習や復習、ゲーム等をします。ドイツ人と話す時に大切であるのは、文法が正しいことではなく、言いたい意味が通じることだけです。一言を話しても十分ですので、とにかく勇気を出して練習に参加してください。このクラスでは口を開けて声を出しさえすれば、「間違い」はありません。まずは子供と同様に文法や書き方の正しさを気にせず、相手とのコミュニケーションを楽しみましょう。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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ドイツ語母語話者教員の指導により、「話す」「聞く」を中心に基本的なドイツ語の技能を身につけます。比較的簡単な文法を基にしてとりわけ話し勇気を養い、学習者がドイツ人と実際に会話できるように実践的な練習に重点を置きます。一年に続けて授業に参加するならば、ドイツでの日常生活ができるほどのコミュニケーション能力の養成を図ります。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点(10%)、平常点(40%)、定期的に行う小テスト(20%)、期末行う口頭テスト(30%)とを総合的に評価します。平常点は授業への参加によって評価し、何もせずにただ座りことだけでは評価しないと学生が注意すべきです。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『プロイェクテ(Projekte)』同学社 *通年使用
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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この授業はドイツ語での会話だけでなく、多言語や母国語での会話にも有益なコミュニケーション能力を養成します。少人数グループでの数多くの練習により友人との出会いもよくできますので、休まず授業に出席し、活発に練習に参加してください。学習者は子供と同様に、たくさん話して「間違い」もたくさんすればするほど、ドイツ語等の外国語を一層早く覚えます。先生や同級生とのコミュニケーションの間にたくさんの「間違い」をし、勇気を出してドイツ語を実際に話しましょう!
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 復習練習、授業の方法についての説明 【第2回】 Lektion 1: 自己紹介、相手の名前・出身・専門を尋ねる 【第3回】 Lektion 1: 理想の仕事、交番での通知、申請書の記入 【第4回】 Lektion 2: 買い物(1)、数字の復習練習 【第5回】 Lektion 2: 買い物(2)、値段の話 【第6回】 Lektion 2: 買い物(3)、「バイオ」の商品、スーパーでの会話 【第7回】 Lektion 3: 学生生活(1)、ドイツ人学生の一週間 【第8回】 Lektion 3: 学生生活(2)、時間と曜日に関する表現 【第9回】 Lektion 3: 学生生活(3)、暇の時に何をするか? 【第10回】 Lektion 4: 飲食(1)、食堂に行く 【第11回】 Lektion 4: 飲食(2)、助動詞、許可・禁止のこと 【第12回】 Lektion 4: 飲食(3)、料理レシピー、肥満の問題 【第13回】 Lektion 5: ベルリンでのドイツ語サマーコース(1)、時間割・授業についての話、前置詞(1) 【第14回】 Lektion 5: ベルリンでのドイツ語サマーコース(2)、サマーコースの先生との会話、前置詞(2) 【第15回】 期末試験(口頭試験)
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