Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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オペレーションズリサーチ(Operations Research) 荒井 正之
1年 後期 専門基礎分野選必 2単位
【ヒューマン・後】 11-1-0444

1.
授業目標
システムの設計や管理においてオペレーションズリサーチ(OR)は不可欠の道具です。この授業では、ORの基本的な技法を習得することを目指します。主に計画策定に関わる数理計画モデルとその解法を中心に学習します。演習を通して、階層化意思決定法(AHP)などの基本的な技法を使えるようになることが最低限求められます。
2.
授業概要
次のような具体的な問題を通して,ORの考え方を学習し,さらに理解を深めるために演習を行います。
・一枚の伝票から何が分かるか ・どのように売れているのか
・商品はどれだけ準備する必要があるか ・何をどれだけ作ればよいか
・製品はどこから運ぶか ・人の配置はどうするか
・問題を再考する ・望ましい案はどれか
・新規授業はうまくいくか
3.
準備学習
CL教室のコンピュータにインストールされているExcelを使って演習を行います。
CL教室のコンピュータの使い方、WebCTなどの学内情報システムの使用方法、Excelの使用方法について復習してから授業にのぞんでください。
4.
授業計画
第1週 データの収集と整理
第2週 データの分析
第3週 データの予測
第4週 在庫の考え方
第5週 生産計画(1)
第6週 生産計画(2)
第7週 輸送計画
第8週 割り当ての計画
第9週 発想の方法
第10週 階層化意思決定法(AHP)
第11週 生産性の検討(1)
第12週 生産性の検討(2)
第13週 OR実施の手順と仕組み(1)
第14週 OR実施の手順と仕組み(2)
第15週 総合演習
皆さんの理解度を確かめながら、授業を進めますので、
上記とは少しずれることがあります。
5.
成績評価の方法、基準
課題レポートの得点を総合して評価します。
6.
使用テキスト及び使用教材
高井英造、真鍋龍太郎著、「問題解決のためのオペレーションズ・リサーチ入門」、日本評論社、 2006。
CL教室では、Excelを用いて演習を行います。WebCTを使用します。
7.
その他
自宅でも演習が可能なように、表計算ソフトを自宅のコンピュータにインストールすることを望みます。