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授業目標 |
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「プログラミング1、2、3」に引き続き、プログラミング能力を着実に身につけるための授業です。ここでは、プログラミング1、2、3で学習したJava言語の知識をもとに、実用的なプログラムが備えるべき機能のいくつかとそれらの実装方法を理解し、実用的なプログラム作成のための技術を身につけることを到達目標とします。コンポーネントを配置したプログラムおよび例外処理を含んだプログラム、そしてWindowsアプリケーションが記述できるようになることが最低限求められます。
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2. |
授業概要 |
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実用的なプログラムを作成する上で必要となる技術の習得を中心に、ファイル処理などの新しく学ぶ機能と既習の知識を駆使して、複雑な処理を含んだ、これまでよりも規模の大きいプログラムの作成を行います。さまざまな利用を前提とした、実用に耐えるロバストなプログラム作成のため、例外処理を効果的な利用についても学びます。また、見た目を整えたり、Windowsアプリケーションとして作成したりする手法も学びます。ファイル処理ではテキストファイルに加えて、画像データなどのバイナリファイルの処理も学びます。
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3. |
準備学習 |
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WebCTの各授業のコンテンツに目を通し、小テストに取り組んでください。
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4. |
授業計画 |
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【第1回】プログラミング3までの復習 【第2回】コンテナ・レイアウトマネージャ(1): コンポーネントを配置する 【第3回】コンテナ・レイアウトマネージャ(2): コンテナ・レイアウトマネージャを使ったプログラミング 【第4回】例外処理(1): 例外処理の基礎 【第5回】例外処理(2): 例外処理を使ったプログラミング 【第6回】総合演習(1): コンポーネントの配置と例外処理を含んだ応用プログラムの作成 【第7回】Windowsアプリケーション(1): GUIアプリケーションプログラムの作り方 【第8回】Windowsアプリケーション(2): JavaによるWindowsプログラミング 【第9回】総合演習(2): Windowsアプリケーションの作成 【第10回】ファイル処理(1): ファイル処理の基礎(テキストファイルの処理) 【第11回】ファイル処理(2): ファイル処理を使ったプログラミング 【第12回】ファイル処理(3): バイナリファイルの処理 【第13回】総合演習(3): ファイル処理を含んだWindowsアプリケーションの作成 【第14回】総合演習(4): 実用的で規模の大きなプログラムの作成 【第15回】定期試験、まとめ
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5. |
成績評価の方法、基準 |
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レポート点および期末試験の成績で評価します。
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6. |
使用テキスト及び使用教材 |
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テキスト ・齋藤隆・内藤宏志著『演習でマスターするJavaプログラミング』共立出版(2004) 教材はWebCT上に掲載します。また、CL教室にインストールされているEclipseとJDKを使用します。
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7. |
その他 |
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大学と同じ学習環境を自宅に構築して(EclipseとJDKを自宅のコンピュータにインストールして)、予習復習に活用することを望みます。
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