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授業目標 |
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18世紀から19世紀にかけてイギリスで産業革命がおこり、それに伴う社会構造の変革がおきました。一方では人々の生活が豊かになりましたが、他方では、生活環境や産業構造の変化に伴って肩こりや腰痛などの健康影響、車社会の発達に伴う交通事故などによる運動器の外傷や傷害がクローズアップしてきました。また、地球の温暖化等の環境変化が起こり、ヒトの健康に多大な影響をもたらすようになってきました。柔道整復師にとって、衛生学的問題の健康に及ぼす影響を学び社会貢献をすることは重要です。従って、衛生全般の知識と専門職としての必要な衛生学的知識を身につけることを目標とします。
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2. |
授業概要 |
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授業全般に、パワーポイントを利用して進めます。授業内容は、ヒトの健康に影響を及ぼす物理・化学的要因(温熱環境、振動、騒音、電離・非電離放射線、水、大気、化学物質の健康影響)、労働環境(産業保健)について学びます。
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3. |
準備学習 |
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教科書をよく読んで予習しておくこと。
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授業計画 |
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【第1回】 衛生学概要 【第2回】水と健康 【第3回】大気と健康 【第4回】温熱環境と健康 【第5回】騒音・振動と健康 【第6回】電離・非電離放射線と健康 【第7回】化学物質の健康リスク 【第8回】公害と健康(1) 【第9回】公害と健康(2) 【第10回】食品衛生 【第11回】室内環境・廃棄物 【第12回】地球環境と健康 【第13回】産業保健(1) 【第14回】産業保健(2) 【第15回】産業保健(3)
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成績評価の方法、基準 |
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期末試験の結果、出席状況、受講態度から総合的に評価する。
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使用テキスト及び使用教材 |
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『衛生学・公衆衛生学(改訂第4版)』:全国柔道整復学校協会監修 南江堂 ¥5,000円
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7. |
その他 |
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