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授業目標 |
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アロマセラピーは、植物が持つ芳香成分を利用して心と身体の健康に役立てる自然療法の一つです。芳香成分の特性を理解し、自らの心身の働きとの関係を学びます。 授業ではアロマセラピーに必要な基礎理論の理解を深めるとともに、多くの実習を通して実践的な方法を学び、自分だけでなく周りの人々の健康維持にアロマセラピーを活用できるようになることを目指します。
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授業概要 |
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アロマセラピーに必要な基礎理論として以下のような項目と主要な精油の特徴と作用を各論として学び、同時により実践的な方法を習得するためにできるだけ多く実習を行います。
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準備学習 |
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プリントを配布するので、予習・復習を行うこと アロマセラピーは実践することにより、より深く理解することが出来ます。実習で作製したアロマクラフト等について、実際に使用した感想のレポートを作成すること
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授業計画 |
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【第1回】 授業を始める前に「アロマセラピーとは、精油(エッセンシャルオイル)とは」 【第2回】 一般的な利用法Ⅰ(芳香浴法、沐浴法、吸入法など),精油各論Ⅰ,実習 【第3回】 一般的な利用法Ⅱ(安全に使用するための注意事項),精油各論Ⅱ 【第4回】 一般的な利用法Ⅲ(基材とその種類),精油各論Ⅲ,実習 【第5回】 精油の基礎知識Ⅰ(精油とは),精油各論Ⅳ 【第6回】 精油の基礎知識Ⅱ(精油の抽出方法),精油各論Ⅴ 【第7回】 精油の基礎知識Ⅲ(精油の作用),精油各論Ⅵ,実習 【第8回】 アロマセラピーの歴史,精油各論Ⅶ 【第9回】 美容と健康への活用(トリートメント法など),実習 【第10回】 精油はどのように体内に取り込まれるか,精油各論Ⅷ 【第11回】 精油の人体への作用,精油各論Ⅸ,実習 【第12回】 アロマセラピーを実践する上で必要な健康学,精油各論Ⅹ 【第13回】 アロマセラピーに関連する法律,精油各論Ⅺ 【第14回】 アロマセラピーと環境,精油各論Ⅻ 【第15回】 全体のまとめ,試験 勉強する主な精油 イランイラン,オレンジ・スイート,カモミール・ジャーマン,カモミール・ローマン,クラリセージ,グレープフルーツ,サイプレス,サンダルウッド,ジャスミン,ジュニパーベリー,スイートマージョラム,ゼラニウム,ティートリー,ネロリ,パチュリ,ブラックペッパー,フランキンセンス,ベチバー,ペパーミント,ベルガモット,ベンゾイン,ミルラ,メリッサ,ユーカリ,ラベンダー,レモン,レモングラス,ローズアブソリュート,ローズオットー,ローズマリー他 実習:バスソルト,ルームスプレイ,トリートメントオイル他の作製 基本的なトリートメント法の習得
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成績評価の方法、基準 |
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定期試験の結果を中心に評価します。ただし、授業時に実施する小テスト、レポート、授業態度、実習発表も総合して最終評価とします。 詳細については第1回授業時に述べます。
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使用テキスト及び使用教材 |
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授業はパワーポイントを用いて実施します。 毎授業での配布プリントが教科書の代わりになります。特別な事情がない限り、プリントの再配布はしません。 参考図書については、随時授業中に指示します。
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7. |
その他 |
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授業の内容はアロマセラピー検定(㈳日本アロマ環境協会主催)にも対応しています。授業内容を理解した者は合格可能であると考えます。
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