Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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キャリアデザイン演習 II ・ IV 井上 清英
選択  各2単位
【自己啓発】 11-1-1110-1921-02

1. 授業の内容(Course Description)
親和力:◎
協働力:◎
統率力:◎
感情制御力:
自信創出力:◎
行動持続力:△
課題発見力:◎
計画立案力:○
実践力:◎
創造力:○
 キャリアとはなにか?世の中の研究者達によって、種々の学問的定義がなされているが、その解釈はなかなか難しい。簡単に言ってしまえば、その意味は「実質的な職業選択」と「仕事に対する意識」であろう。大学を卒業した後どのような仕事に就くかを設計して(考えて)意思決定するのはどの学生にとっても重要な課題である。仕事は人生の時間の内で大きな割合を占めるものであるし、仕事によって幸福感を得られるかどうかは、人生そのものの幸福とも密接な関係がある。そこで、自分の仕事の選択を他人任せにせずに、自分自身で考えて自律的な職業選択をすることが望ましいということになるので、この演習ではその為の意思決定能力を身につけてもらおうと考えている。
 本演習は主として企業への就職を目指す学生諸君が対象となり、「キャリアゼミ」としてキャリアサポートセンターと緊密に連絡し、就職意識高揚及び向上を図る。カリキュラムには、社会人基礎力養成、グループワーク、フィールドワーク(三現主義)、情報収集活動、社会人講話、など企業活動に役立つ項目を含むものとし、かつまた、学生諸君の主体的/自立的成長を促す「場作り」を目指すこととしたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 就職内定取得および一般教養と常識を兼ね備えた気骨のある大人になる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ゼミへの参画度/貢献度、口頭や文書による各種発表/報告能力、自主性、思考力、グループワーク力(チームワーク力)、自らの成長にむけての努力度、「気づき」、を総合評価する。加えてキャリアサポートセンターが主催する就職活動関連の各種行事(下記に記載あるようなもの)への参画度も評価対象とする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは特に定めないが、読むべき参考図書は授業中に指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 指示する参考図書の読書、フィールドワークによる企業訪問、下記就職活動支援行事への参加。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 目的の項でも述べたが、本演習は場と情報を提供することが目的であり、あくまで主人公は学生自身である。自ら学び、自らの「気づき」により、自らのキャリア形成に向けて努力し、人生や仕事の幸福を実現してもらいたい。誰かが自分に何かを呉れると思っていたら大間違い、チャンスは自ら掴み取れ。
 「馬を水飲み場に連れて行っても、水を飲むか飲まないかは馬の意思であって、人が無理やり飲ませることはできない」
 また、下記就職活動支援行事へ積極的に参加のこと。以下の行事は早期就職意識の高揚及び就業観・職業観の育成・醸成を図ることを目的としている。いずれの就職支援行事もキャリア時限(月曜5・金曜5・土曜2及び各曜日6限)に設定しているので積極的に参加のこと。
 5月:就職活動スタートガイダンス
 7月:就職活動ステップガイダンス
    SPIテスト(就活トレーニング)
 9月:就職活動直前ガイダンス
 10月:SPIテスト(就活トレーニング)
    業界・企業研究(就活基礎セミナー)
    自己分析・エントリーシート作成講座(就活基礎セミナー)
 12月:内定者懇談会(就職活動体験報告会)
    面接対策(就活基礎セミナー)
    学内合同企業セミナー
 1月:就活マナー(就活基礎セミナー)
 2月:学内合同企業セミナー
 *上記就職支援行事は2011年4月現在のもので、今後変更の可能性がある。参加の際は、キャリアサポートセンター掲示板やHP等で確認のこと。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション(前期の反省と今後の方向性確認)
【第2回】
 4年生からの就活情報 その1
【第3回】
 インターンシップ結果報告 その1
【第4回】
 インターンシップ結果報告 その2
【第5回】
 4年生からの就活情報
【第6回】
 社会人講話 その1
【第7回】
 社会人講和 その2
【第8回】
 模擬面接 その1
【第9回】
 模擬面接 その2
【第10回】
 模擬グループ討議 その1
【第11回】
 模擬グループ討議 その2
【第12回】
 社会人講和 その3
【第13回】
 社会人講和 その4
【第14回】
 総合演習
【第15回】
 まとめ
 なお、上記は主として3年生用のプログラムである。4年生用には別途内定取得後の4年生用プログラムを準備する。