Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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フランス語演習 II 田﨑 愼吾
必修  1単位
【外国語】 11-1-1120-0333-02

1. 授業の内容(Course Description)
 春期に引き続き、フランス語のテキストを中心に、日常使われているフランス語を読んでいきます。時に応じて雑誌の記事や、ネットのテキストを紹介し読んでいきます。フランス語のテキストはフランスの基礎知識を紹介するもので、フランス語の習得とともにフランスやヨーロッパの理解を深めていけるものです。このテキストはやや難しいのですが、フランスの普通の文章を読むためには適切です。ネットの文は辞書に出てこない単語や俗語も出てくることもありますが、今のフランス語とフランスを知るには必要でしょう。フランス語をよく学ぼうという人も、フランスのことをよく知りたいというに人も、同じように興味がわく授業にしたいと思います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 長文の読解力の獲得、文法の再確認、語彙を豊富にする。さらにフランスおよびヨーロッパの文化や現状を学ぶ。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 参加人数にもよりますが、毎回指名してテキストを読んで訳したり、授業の後半30分程度のミニテストでテキストの訳を提出してもらいます。成績評価は出席とミニテストの平常点で行います。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 ドラ・ト-ザン著『現代フランスの基礎知識』(白水社)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 まず読んだテキストの復習を十分に行ってほしい。文章自体の理解、その内容の理解、そして文法の把握をしっかりしてほしい。もし余力があれば、テキストの次回読むであろう部分に関して単語を調べてほしい。単語には当然複数の意味があるので文法上の法則や前後のコンテキストなどから適切な意味を選択することが重要です。調べた単語の数(これは多いほうがもちろんよいのですが)よりも、辞書を引いたら単語の欄のすべてに目を通してほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 積極的に参加して、解らないことがあれば即座に質問して欲しい。フランス語のことのみならずフランスやヨーロッパのことについての質問も歓迎します。ただし、ほかの参加者の意欲をそぐような私語は絶対にやめて欲しい。
 辞書のほかに、文法のテキストを持参してほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 1回目は、授業の目的、成績評価などを説明する。
【第2回】~【第15回】
 授業の参加者がテキストを音読して和訳する。最後の30分程度を使ってminitestを行う。この授業中のminitestの作業のときに長文の把握の方法を指導します。時には、他の文章やメディアを読んだり見たりすることもあります。