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授業の内容(Course Description) |
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日本の産業・事業(ビジネス)を、職業(仕事)の観点から学ぶ講座です。働くということを考えるために、(1)勤務地、処遇、雇用形態など職場として、(2)農林水産業、製造業、流通業、サービス業といった業界・業種から、そして(3)営業、企画、総務、経理・財務といった職種・職務から、といった多面的に職業(仕事)を学びます。 そして、職業(仕事)についての幅広い知識を身につけ、同時に、自分にとっての働く意義を考えていただきます。授業では、できるだけ業界と仕事(職業)の実像についてお話したいと思っています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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産業を、職業という側面から理解し、(1)自らのキャリアデザイン形成に幅広い視野を持てるようにし、(2)併せて明確な職業意識を醸成する。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中の小テストの合計点と出席率で評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考書:石毛 宏『豊かな暮らしの産業論』創成社 参考文献:『業界と職種がわかる本』岸健二(編)成美堂出版、『業界研究シリーズ』日経文庫、池上彰『会社のことがよくわからないまま社会人になった人へ』海竜社
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・授業内で推薦する本(参考書等)をできるだけ多く読んでください ・業界関連の本(参考文献)は予習として読んでも、復習として読んでも結構ですが、あまり時間をかけないで、目を通してみてください
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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漫然と授業を聞くのではなく、授業を踏み台にして、自分の殻を破って職業と業界について視野を広げる努力をすること。そして、自分が、どのような仕事なら情熱を持って取り組めるのか、どのような職業や会社なら長く勤めたいと思えるのか、考えてもらいます。この授業をきっかけに、希望の職種、希望の会社で内定が採れるよう、働くことへの意識を高め、自己啓発に積極的に取り組んでいきましょう。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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第1回 職業と職種(1)営業系の仕事 第2回 職業と職種(2)事務系・管理系の仕事 第3回 文系のための医療・健康関連業界 第4回 資源エネルギー関連業界と環境関連業界 第5回 旅客と物流を担う(交通、運輸業界、倉庫) 第6回 金融業界またはマスコミ、広告、出版業界 第7回 不動産・住宅関連業界 第8回 建設・土木関連業界 第9回 流通業界(1)(専門商社、卸) 第10回 流通業界(2)(小売業界) 第11回 飲食業界と宿泊業 第12回 サービス(1)事業所向け、個人向け 第13回 サービス(2)レジャー、アミューズメント 第14回 営利を目的としない職場-公務員関連、業界団体、NPO 第15回 職場選びと自分磨き
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