Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
日本の産業 I 石毛 宏
選択  2単位
【経営】 11-1-1120-0675-07

1. 授業の内容(Course Description)
 日本の産業・事業(ビジネス)を学ぶ講座です。産業とは、皆さんが就こうとするビジネス(仕事)であり、日々の消費生活(暮らし)の姿でもあります。私たちがこれからも豊かに暮らすには、どうすればよいのでしょうか。産業の基本を学びながら、1年を通じて、こうした問題を考えていきます。
 春学期は、「産業・ビジネスを知る」がテーマです。具体的には、ビジネスとはどのような行為か、産業の分類と構造、産業が果たしてきた役割、主要産業の生い立ちなどを学んでいきます。そうした上で、経済社会の大きな潮流変化の中で、産業がどのように変わろうとしているのかを考えていきます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 産業の基礎を習得する。グローバルかつ歴史的な観点で日本の産業を理解する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業内の小テストの合計点をベースに出席率を勘案して評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:石毛 宏『豊かな暮らしの産業論』創成社
 参考文献:石毛 宏『新たな発展を向える日本の産業』協同出版
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ・指定したテキストを事前に読んでおくこと(参考文献を含め多くの本を読むこと)
 ・授業で指示した事項を必ず復習すること(テストでも問います)
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業中は私語を慎むこと。漫然と出席するだけでなく、きちんと勉強すること!
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション/日本の産業(産業論)で何を学ぶのか
【第2回】
 産業の分類と構造(1)
【第3回】
 産業の分類と構造(2)
【第4回】
 産業の役割と限界
【第5回】
  経済の低迷と産業
【第6回】
 産業と豊かな暮らし
【第7回】
 産業の源流を学ぶ(1)豊かさの違いをもたらしたもの
【第8回】
 産業の源流を学ぶ(2)農業と商業
【第9回】
 産業の源流を学ぶ(3)近代工業と豊かな社会
【第10回】
 産業の源流を学ぶ(4)情報通信産業と知識社会
【第11回】
 産業を取り巻く潮流変化(1)総論と人口動向
【第12回】
 産業を取り巻く潮流変化(2)環境・資源制約と科学技術
【第13回】
 産業を取り巻く潮流変化(3)変わってきた工業のもたらす恩恵
【第14回】
 産業を取り巻く潮流変化(4)サービスを主軸にしたビジネスの時代
【第15回】
 まとめ/産業・ビジネスを知る