Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
マーケティング I 和田 耕次
選択  2単位
【経済】 11-1-1120-1638-01

1. 授業の内容(Course Description)
 ①マーケティングって何?
 ・商品の「売れるしくみを考え実行する」のがマーケティングです。
  製品・価格・流通・販売促進政策、経営戦略との関連性等々の分野について学びます。
 ・授業は私たちの知っているような業界・企業・商品を具体例として扱っているため非常にわかり易くとても興味深いです。(学生の声)
 ・この講義はプリント中心なのでとてもわかり易かったです。マーケティングについてあまり考えることはなかったけれど、この講義を受けて自分で考えたりする様になりました。(学生の声)
 ・就活を始めてからこの授業で使われている新聞記事を真剣に読むようになりました。(学生の声)
 ②授業の方針
 ・基本的なことを着実に習得させたい。
 ・私にとって面白そうなテーマ、諸君に役立ちそうなテーマを中心にとりあげる。(流通・マーケティング・その他)
 ・実学を目指す。(就活で・社会で役立つ基礎知識の収得)
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ①マーケティングの基本を習得する。(マーケティングとは何か?何故マーケティングが必要なのか?小売業のマーケティングとは?)
 ②流通・マーケティングの歴史と現状を学び未来へのヒントを求める。
 ③マーケティング・流通・マクロ経済関連の新聞記事をとりあげ学生がいろんな事柄に興味を持ち、取り組むきっかけを提供する。
 ④社会で役立つ幅広い基礎知識の収得
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ①期末試験(ノート、授業中に配布したプリントの持込み可)により評価する。
 ②出席状況の把握をおこない、出席状況の良い学生はプラス評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 ①毎週プリントを配布する。
 ②参考文献:
  『マーケティングの基本と常識』 大山秀一著 フォレスト出版
  『マーケティング戦略』 和田充夫他著 有斐閣アルマ
  『基本流通論』 中田信哉他著 実教出版
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ・企業のマーケティング活動・工夫がどこにあるか小売業の店頭で考えてみる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 新聞の経済欄をよく読むこと。マクロ経済にも関心を持つこと。
 新聞に掲載される「マクロ経済の数字」をメモしておくと役に立つ。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
 ・授業を進める前に ・流通とマーケティング ・マーケティングの役割り
 ・マーケティングの源流
【第2回】
 マーケティングの基本―①
 マーケティングの歴史。マーケティングとは何か?
 何故マーケティングが必要なのか?
【第3回】
 マーケティングの基本―②
 (マーケティングの基本戦略立案のプロセス)
【第4回】
 マーケティングの基本―③
 (セグメンテーション戦略・ターゲティング戦略・ポジショニング戦略・SWOT分析)
【第5回】
 マーケティングの基本―④
 (マーケティング・ミックス戦略―商品戦略・消費者は何を買っているのか? 緑茶飲料)
【第6回】
 マーケティングの基本―⑤
 (マーケティング・ミックス戦略―価格戦略・何故980円? ○○○電機は何故強い?)
【第7回】
 マーケティングの基本―⑥
 (マーケティング・ミックス戦略―流通戦略・どの様なチャネルが望ましいか?)
【第8回】
 マーケティングの基本―⑦
 (マーケティング・ミックス戦略―プロモーション戦略・プッシュ戦略とプル戦略)
【第9回】
 マーケティングの基本―⑧
 (消費者行動分析・ブランド戦略・製品と商品とブランドの違い)
【第10回】
 マーケティングの基本―⑨
 (市場分析・環境分析・顧客を知る・市場を知る)
【第11回】
 流通の機能とマーケティングの機能・流通とは何か。
【第12回】
 流通・マーケティングの歴史―①
 (産業体制の確立とマーケティングの源流・消費財の大量生産体制)
【第13回】
 流通・マーケティングの歴史―②
 (戦後の流通とマーケティング・流通業の覇権の変遷)
【第14回】
 日本の総合商社の活動と流通戦略・商社って“なに”?
【第15回】
 ・小売業のマーケティング・「顧客に来てもらう仕組み」・PB商品とは。
 ・マーケティングⅠのまとめ。