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授業の内容(Course Description) |
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国際経済論と国際経営論を統合した次のテーマを3回に分けて簡潔に説明します。学生諸君はその中から1つ(*)選択し、報告書をまとめる。*ゼミ学生の人数でテーマ選択数は若干、変動します。 ・国際貿易理論の系譜と国際経営の4つの領域 ・寡占構造の国際貿易と多国籍企業貿易 ・企業戦略のマクロ環境要因とSWOTモデル ・GL(グローバル・ローカル)戦略と製品市場のグローバル化 ・ポーターのダイヤモンド・モデル ・価値連鎖のグローバル化と4類型モデル ・買収・提携によるグローバル化経営 ・日本企業のグローバル経営意識 ・多国籍企業の段階的海外戦略 ・国際プロダクト・サイクル論 ・海外直接投資の理論的説明 ・OLI理論
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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国際経済の現状を踏まえて企業の国際経営はどうなるのかを真剣に考えることができるようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席、発表、表現、報告書の総合評価。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:『21世紀の国際経営学入門』彩流社 参考文献:『通商白書』 参考文献:『ジェトロ貿易投資白書』 参考文献:「科学技術白書」 参考文献:新聞、雑誌、などの記事
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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海外企業経営を展開している日経企業関係者を呼んで経験談を聴き討論する。 対日進出の外資系企業を訪れて、その経営や戦略のレクチャーを受け討論する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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まず仮説を立てて、それを説明するように心がけるとよい。 文章はまず結論めいたことを冒頭に述べると読み手の興味をそそる。 文章は接続詞を多用せず、簡潔に「ある」調でよい。 統計数字や表・グラフをいれることもよい。誰からの引用とか参考文献をメンションすることは重要。 発表は私も年をとってもむつかしいものがあるが、人前にたって話すことに慣れることが大事であろう。 大きい声でゆっくりとしゃべること、これが意外と難しい。誰もそうだから余り悔やむ必要はない。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 今後の段取り テーマの選択 ・国際貿易理論の系譜と国際経営の4つの領域 ・寡占構造の国際貿易と多国籍企業貿易 ・企業戦略のマクロ環境要因とSWOTモデル ・GL(グローバル・ローカル)戦略と製品市場のグローバル化 【第2回】~【第5回】 ゼミ生による報告と討論 【第6回】 テーマの選択 ・ポーターのダイヤモンド・モデル ・価値連鎖のグローバル化と4類型モデル ・買収・提携によるグローバル化経営 ・日本企業のグローバル経営意識 【第7回】~【第10回】 ゼミ生による報告と討論 【第11回】 テーマの選択 ・多国籍企業の段階的海外戦略 ・国際プロダクト・サイクル論 ・海外直接投資の理論的説明 ・OLI理論 【第11回】~【第14回】 ゼミ生による報告と討論 【第15回】 報告と討論のまとめ
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