Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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演習A 五十嵐 力
選択  2単位
【観光経営】 11-1-1130-1946-02

1. 授業の内容(Course Description)
 21世紀に入り、世界の交流人口は大幅に増加を続ける一方、旅行産業を取り巻く環境も変化の速度を増している。この演習では、旅行産業及び関連する観光分野におけるテーマを各自が抽出し、調査・検討した成果を発表しあうことにより、課題解決に向けた能力を向上させることを目指す。そのためには、次の点が重要となる。
 ・解決が必要な課題をどのように抽出するか
 ・課題に関する情報や資料をどのように収集するか
 ・課題をどのように整理してまとめ、説得力ある説明を行うか
 ・他の発表者に対して、自分の意見をどのように言い表すか
 もめ事を武力で解決することが過去となった現在、国際政治から企業内で行われている課題解決に向けた取組みの多くは、上記のプロセスの繰り返しである。従って、この演習を通じ、問題点を見つける力、論理を構成する力、発表する力、議論する力を身につける。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 課題抽出、仮説設定、自分の意見を発表、他者と議論という一連のプロセスを身につけることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 演習への参画態度、取組姿勢で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 適宜資料を配布する
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 報道されている旅行・観光に関するニュース(特に観光庁の政策)に、絶えず興味を持って接してほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 積極的かつ建設的に議論に参画してほしい。話す技術の向上を目指すのも勿論だが、聞く技術・聞く姿勢の向上も期待する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 講義 観光立国推進基本法ができるまで
【第3回】
 講義 観光庁の政策(1)
【第4回】
 講義 観光庁の政策(2)
【第5回】~【第14回】
 テーマの研究発表と討論
【第15回】
 まとめ