Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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都市観光論 五十嵐 力
選択必修  2単位
【観光経営】 11-1-1130-1946-06

1. 授業の内容(Course Description)
 都市の機能は時代とともに変遷する。産業・工業都市、港湾都市、宿場町など多くの都市は、かつての役割が変化してしまった現在、新たな活性化を人々の交流に求め、「観光まちづくり」に取り組んでいる。しかし、景観の保全、住民と一体化した取組み体制づくりなど実現に至るまでの課題も多い。本講座では、都市の魅力とはなにか、世界や日本の都市はどのように観光に焦点をあてたまちづくりを行っているか、今後の課題はなにか等について学習する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 都市や地域の魅力を磨き、相互に交流する人口を増加させることで都市や地域の新しい姿を作り出している取組みを理解することを狙いとする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末定期試験70%、出席状況30%で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 適宜資料を配布する
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 自分が育った地域、現在住んでいる地域が、観光にどのような取組を行っているかを調べ、講義の理解に役立ててほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 住んでみたい町、行ってみたい町はどのようにつくられ、どのようにその魅力を向上させていくのか、具体的な事例のなかで考えてほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 都市とは何か
【第3回】
 都市観光の概念
【第4回】
 都市の魅力要素
【第5回】
 都市と景観(1)
【第6回】
 都市と景観(2)
【第7回】
 世界の都市観光
【第8回】
 都市観光とまちづくり(1)
【第9回】
 都市観光とまちづくり(2)
【第10回】
 近代化遺産と都市観光
【第11回】
 イベントと都市観光
【第12回】
 東京と都市観光
【第13回】
 京都と都市観光
【第14回】
 都市観光の展開
【第15回】
 まとめ