1. |
授業の内容(Course Description) |
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法社会学は法と社会の関連を研究対象とする。 春期は私たちの生活を、労働問題、都市問題、住宅問題、消費者問題、貧困、家族の機能不全といった側面から見つめ直し、これら社会で生じる問題とそれらを規律する(はずの)法律との関係を検討する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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今、私たちの生活に何が起こっているかをしっかりと認識し、問題解決のための法の役割を理解する
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中に行う小テストと期末試験で評価する。小テストを3回以上受験した学生にのみ期末試験の受験資格を認める。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:岩波新書『日本社会と法』(渡辺 洋三・甲斐 道太郎・広渡 清吾・小森田 秋夫 編) 参考文献:テーマごとに授業で紹介する。参考文献はMELIC2階の教員推薦図書コーナーにも置いてある。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指示された参考文献を読む
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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広く社会問題に関心のある学生を歓迎する。毎日、新聞やテレビのニュースに接し、アンテナを広く張っておく必要がある。 成績評価方法のところで述べたように、授業に毎回出席しないと単位取得は困難である。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 法社会学という学問について 【第2回】 法社会学の歴史 【第3回】 法の目で見た企業社会(1)企業と法、長時間労働 【第4回】 法の目で見た企業社会(2)女性労働と企業社会 【第5回】 暮らしから見た企業社会(1)都市と土地問題 【第6回】 暮らしから見た企業社会(2)住宅問題 【第7回】 自分の住む町をどう評価するか―都市計画法と建築基準法 【第8回】 暮らしから見た企業社会(3)消費者問題、悪質商法 【第9回】 暮らしから見た企業社会(4)消費生活と法 【第10回】 暮らしから見た企業社会(5)家族問題と法 家族の機能不全 【第11回】 家族の機能不全 ― DV 児童虐待 高齢者虐待 【第12回】 貧困問題 【第13回】 福祉と法 社会的養護(1)里親と児童養護施設 【第14回】 福祉と法 社会的養護(2)特別養子縁組 【第15回】 まとめと期末試験
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