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授業の内容(Course Description) |
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民法の理解を深めるためには、判例や学説が示す様々な見解を検討することが有益である。 近年では法改正が度重なり、新しい時代状況の要求に適合すべく、特別法の制定・改正が続く。古くから重ねられてきた議論に新たな論点が持ち込まれ、民法の判例・学説は常に進化を続けている。 この授業では、学生による報告を中心にして、主要なテーマに関する判例・学説を整理することにより、民法財産法の体系的理解を図ることを目的とする。また、各種試験の過去問題などの実践問題を解く時間も設ける。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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本年度は、債権法全体をとり上げ、学部段階で学習した基礎理論を確認したうえで、各種資格試験問題等にも対応できる実践力を身につけたい。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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割り当てられたテーマに関する報告を総合評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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千葉恵美子他 編『Law Practice 民法Ⅱ』商事法務 他の参考文献については、適宜、授業の中で紹介し、またはプリントにして配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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個別報告により授業を進めるので、その準備をしっかりとやっておくよう心がけてもらいたい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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学生による毎回の報告が授業の核となる。各回の報告者が責任をもって報告することにより、はじめて授業が成り立つと理解してもらいたい。テキスト以外の文献も参照して、自分の理解を深めるとともに、聞いている人が理解できるようなプレゼンテーションを心がけること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション・割当て 【第2回】~【第15回】 割り当てた問題の個別報告・検討
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