Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
民法研究 I 長谷川 成海
選択  2単位
【法学研究科】 11-1-1210-0425-10

1. 授業の内容(Course Description)
 民法の理解を深めるためには、判例や学説が示す様々な見解を検討することが有益である。
 近年では法改正が度重なり、新しい時代状況の要求に適合すべく、特別法の制定・改正が続く。古くから重ねられてきた議論に新たな論点が持ち込まれ、民法の判例・学説は常に進化を続けている。
 この授業では、学生による報告を中心にして、主要なテーマに関する判例・学説を整理することにより、民法財産法の体系的理解を図ることを目的とする。また、各種試験の過去問題などの実践問題を解く時間も設ける。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 本年度は、債権法全体をとり上げ、学部段階で学習した基礎理論を確認したうえで、各種資格試験問題等にも対応できる実践力を身につけたい。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 割り当てられたテーマに関する報告を総合評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 千葉恵美子他 編『Law Practice 民法Ⅱ』商事法務
 他の参考文献については、適宜、授業の中で紹介し、またはプリントにして配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 個別報告により授業を進めるので、その準備をしっかりとやっておくよう心がけてもらいたい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 学生による毎回の報告が授業の核となる。各回の報告者が責任をもって報告することにより、はじめて授業が成り立つと理解してもらいたい。テキスト以外の文献も参照して、自分の理解を深めるとともに、聞いている人が理解できるようなプレゼンテーションを心がけること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション・割当て
【第2回】~【第15回】
 割り当てた問題の個別報告・検討