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授業の内容(Course Description) |
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フランス語講読Iの続き。引き続き、初級文法を終えた人を対象に、フランスの味わい深い文学先品を用いて、中級文法の説明を行ないながら、フランス語の読解の仕方を学ぶ。授業では、詩と散文の両方を扱う予定でいる。詳しくは、授業計画および準備学習を参照のこと。学生の理解に応じ、詳しく解りやすくを心がけて授業を進める。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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初級文法の確認と中級文法の理解を深めることを第一に、具体的に文構造の把握の仕方に力点を置き、中級以上の読解力をつけることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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試験および平常点による。すなわち、毎回の授業における予習の状態を評価する。 当然、評価を毎回行なうため、授業を欠席すると、評価対象とならず、成績は悪くなる。 逆に、毎回予習して出席していれば、自ずと合格点に達するはずである。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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すべてこちらでテキストを作成し、授業中に配布するので、何も購入する必要はない。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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この授業は、授業時間外の準備学習すなわち予習によって評価が決まるため、準備学習が極めて重要となる。授業は、準備してきたものを自己添削することで成り立つ。予習していなければ、授業に出席する意味がほとんどなくなってしまうため、必ず、予習を行なうこと。それが成績評価に直結する。予習した段階で、何が解り、何が解らないかが自分で解ることが、語学上達の分かれ目となる。これを1年間行なうことで、卒論などで必要される文献も読めるようになるはずである。予習段階で辞書を引き、構文や熟語、文構造を自分の頭で一度考えてから、授業に出席し、解らなかった部分を授業で学ぶことで、読解力は飛躍的に高まる。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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予習段階で必ず辞書を引き、自分の訳文を作ってから出席すること。 辞書の引き方を覚え、訳し方を覚えるためにこの作業は絶対に欠かせない。 遅刻しないように、毎回出席すること。教師から望むことはそれだけである。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ジャック・プレヴェール(Jacques Prévert)、 【第2回】 レイモン・クノー(Raymond Queneau) 【第3回】 ポンジュ(Francis Ponge:1899-1988)、 【第4回】 アルベール・カミュ(Albert Camus:1913-1960)『シーシュポスの神話』 【第5回】 同上 【第6回】 同上 【第7回】 同上 【第8回】 同上 【第9回】 同上 【第10回】 ネルヴァール(Gerard de Nerval:1808-1855)『オーレリア』から抜粋 【第11回】 同上 【第12回】 『シルヴィ』から抜粋 【第13回】 同上 【第14回】 試験 【第15回】 復習
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