Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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フランス語講読 II 藤谷 道夫
必修  1単位
【外国語】 11-1-1210-0465-02

1. 授業の内容(Course Description)
 フランス語講読Iの続き。引き続き、初級文法を終えた人を対象に、フランスの味わい深い文学先品を用いて、中級文法の説明を行ないながら、フランス語の読解の仕方を学ぶ。授業では、詩と散文の両方を扱う予定でいる。詳しくは、授業計画および準備学習を参照のこと。学生の理解に応じ、詳しく解りやすくを心がけて授業を進める。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 初級文法の確認と中級文法の理解を深めることを第一に、具体的に文構造の把握の仕方に力点を置き、中級以上の読解力をつけることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験および平常点による。すなわち、毎回の授業における予習の状態を評価する。
 当然、評価を毎回行なうため、授業を欠席すると、評価対象とならず、成績は悪くなる。
 逆に、毎回予習して出席していれば、自ずと合格点に達するはずである。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 すべてこちらでテキストを作成し、授業中に配布するので、何も購入する必要はない。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 この授業は、授業時間外の準備学習すなわち予習によって評価が決まるため、準備学習が極めて重要となる。授業は、準備してきたものを自己添削することで成り立つ。予習していなければ、授業に出席する意味がほとんどなくなってしまうため、必ず、予習を行なうこと。それが成績評価に直結する。予習した段階で、何が解り、何が解らないかが自分で解ることが、語学上達の分かれ目となる。これを1年間行なうことで、卒論などで必要される文献も読めるようになるはずである。予習段階で辞書を引き、構文や熟語、文構造を自分の頭で一度考えてから、授業に出席し、解らなかった部分を授業で学ぶことで、読解力は飛躍的に高まる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 予習段階で必ず辞書を引き、自分の訳文を作ってから出席すること。
 辞書の引き方を覚え、訳し方を覚えるためにこの作業は絶対に欠かせない。
 遅刻しないように、毎回出席すること。教師から望むことはそれだけである。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ジャック・プレヴェール(Jacques Prévert)、
【第2回】
 レイモン・クノー(Raymond Queneau)
【第3回】
 ポンジュ(Francis Ponge:1899-1988)、
【第4回】
 アルベール・カミュ(Albert Camus:1913-1960)『シーシュポスの神話』
【第5回】
 同上
【第6回】
 同上
【第7回】
 同上
【第8回】
 同上
【第9回】
 同上
【第10回】
 ネルヴァール(Gerard de Nerval:1808-1855)『オーレリア』から抜粋
【第11回】
 同上
【第12回】
 『シルヴィ』から抜粋
【第13回】
 同上
【第14回】
 試験
【第15回】
 復習