1. |
授業の内容(Course Description) |
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刑法総論をテキストに従って、順に講義する。刑法総論については、現在、多数の解説書が出版されているが、その多くは情報量があまりに膨大で一定時間内で、消化できるか疑問である。限られた時間内で一定の成果の得られるよう、裁判所職員総合研修所監修「刑法総論講義案」(三訂補訂版)を使用し、罪刑法定主義、構成要件該当性、違法性責任論、未遂犯、共犯、罪数などの順に法理論、判例を検討する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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刑法総論の学説、判例を詳細に検討、理解し、実務に役立てる知識を身につけること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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テーマを事前に知らせ、提出されたレポートによって評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト『刑法総論講義案(三訂補訂版)』裁判所職員総合研修所監修、司法協会発行(3,143円) 参考文献『判例刑法総論第5版』西田典之・山口厚・佐伯仁志著、有斐閣
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキスト以外の刑法総論の教科書を一冊購入し、事前に関連箇所を読んでおくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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一方通行とならないよう、授業中に質問、発言を述べてもらいたい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 正当行為 【第2回】 正当防衛 【第3回】 緊急避難 【第4回】 自救行為 【第5回】 責任の本質とその判断 【第6回】 責任能力 【第7回】 原因において自由な行為 【第8回】 違法性の意識と法律の錯誤 【第9回】 期待可能性 【第10回】 未遂Ⅰ(総論) 【第11回】 未遂Ⅱ(中止未遂) 【第12回】 不能犯 【第13回】 共犯総説 【第14回】 共同正犯 【第15回】 共同正犯に関する諸問題
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