Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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契約法B 三橋 信行
選択  2単位
【法律】 11-1-1210-0508-04

1. 授業の内容(Course Description)
 契約法Bの授業目的は、前期の契約法Aに同じ。
 契約法Bの授業の範囲は、狭義の契約法のうち、契約法Aで扱った売買契約以外の部分、即ち本講義では非権利 移転型契約を中心とした分野となる。
 契約法Aを受講した学生は、引き続きこの契約法Bの受講を強くすすめる。
 前期の契約法Aを履修していない人は、契約法Aの概要を把握することが前提となる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 民法典に規定される典型契約及び現在の社会で存在機能する契約類型を把握し、市民社会における契約の意義を 習得することを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 15回目の授業で実施する授業内試験(論文式)の結果で100%評価する。
 その他は、前期契約法Aに同じ。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 契約法Aで使用したテキストを継続使用する。有斐閣発行の『基本民法 Ⅱ 債権各論』大村敦志著
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 契約法Aに同じ。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 前期契約法Aを受講していないと理解しにくいので、その場合は相当なる努力が必要である。
 民法総則他その他財産法関連科目についての理解が必須である。
 授業への出席を常に心がけること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 契約法Aの試験結果の講評。非権利移転型契約を中心とする講義内容の説明
【第2回】
 賃貸借契約 その1
【第3回】
 賃貸借契約 その2
【第4回】
 賃貸借契約 その3
【第5回】
 消費貸借契約
【第6回】
 割賦販売契約とクレジット契約
【第7回】
 役務型契約(雇用・請負・委任)その1
【第8回】
 役務型契約 その2
【第9回】
 役務型契約 その3
【第10回】
 組織型契約(組合)
【第11回】
 好意型契約 その1
【第12回】
 好意型契約 その2
【第13回】
 契約と不法行為との位置付
【第14回】
 契約法Bの総括
【第15回】
 最終授業・授業内試験(論文式)