Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
特別講義・公務員教養 II 若山 昇
選択  2単位
【法律】 11-1-1210-0687-06

1. 授業の内容(Course Description)
 本授業は、公務員試験や法科大学院試験等、就職に関する受験目標を持つ学生を対象とする。しかし一口に公務員教養と言っても、その範囲は極めて広い。公務員になるための教養試験には、知識(社会科学、人文科学、自然科学)と知能(判断推理、数的推理、資料解釈等)が必要となる。授業では後者の知能の分野に焦点をあて、数的処理を中心に、数量的スキルや論理的思考力を習得する。これらは丸暗記では対処することはできない、いわば思考の基盤となる能力である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 授業では、まず基礎能力を養う。公務員試験に出題されるような実践的な演習問題を題材として、いかに考え、分析し、判断をするかを身につけること、さらに、自らの能力を高める方法を習得することを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 クラス貢献度(出席・発表等)、課題提出、試験を総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要に応じて、別途指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 学生は受講の効果を向上させるため、予習課題を学習することが必要となる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 数学的な事項は、基本から復習する。
 数学的な考え方を好きになれば素晴らしいが、少なくとも苦手意識を排除したい。
 数量的スキルを学ぶ最後のチャンスとなるので、しっかり受講されたい。
 特別講義・公務員教養Ⅰと共に通年で履修することを強く希望する。
 さらに、公務員希望者は、総合法学特講A、Bを併せて履修する事が望ましい。
 なお、公務員コースでは、推奨選択科目となっている。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション、授業の方針、内容
【第2回】
 試験問題を分析・対策・戦略
【第3回】
 論理的な思考(1)
【第4回】
 論理的な思考(2)
【第5回】
 正多面体
【第6回】
 見取図
【第7回】
 展開図
【第8回】
 切断
【第9回】
 投影図
【第10回】
 立体構成
【第11回】
 軌跡
【第12回】
 回転体
【第13回】
 図形構成
【第14回】
 総合問題(1)
【第15回】
 総合問題(2)