1. |
授業の内容(Course Description) |
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現代の社会を生きるうえで物事を論理的に考えることは、必要不可欠である。この論理的思考(クリティカルシンキング)能力は、ロースクール(法科大学院)において重要視されており、その受験対策には不可欠な項目となっている。しかし、この論理的思考能力は、すぐに身につくものでもない。また、論理的な思考を充分に行なえる人は多くないのが現状である。授業では、論理的思考に必要な基本的事項を学ぶ。 本講義、論理的思考演習Dは、論理的思考の最後の期であり、具体的な問題発見・解決に取組むので、学生にとって最も面白くかつチャレンジングである。積極的に授業に参加されたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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授業では、論理的に考える習慣と方法を身につけることを重視する。いかに情報を整理分析するのか、またいかにして考える習慣を身に付けるか等、論理的思考をいつでも充分に実践できることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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クラス貢献度(出席・発表・討論)、課題提出、レポートまたは試験を総合して評価する。 なお、試験を行なう場合は、教科書持込み可とし、試験問題の一部を前もって知らせる。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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必要に応じて、別途指示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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学生は受講の効果を向上させるため、 授業で課される課題を学習することが必要となる。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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ロースクール(法科大学院)受験を検討している学生には、特に強く履修を勧める。 専門知識は不要であるが、授業には積極的に参加すること。 論理的に考えることの重要性を理解する。 きちんと受講すれば、今後の人生において必ずプラスになる。 なお、法曹コースでは、推奨選択科目となっている。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション、授業の方針、内容 【第2回】 常識を疑う、コンビニ分析演習 【第3回】 分析するとは、日常のなぜ演習 【第4回】 フレームワーク:落ちる人、受かる人 【第5回】 フレームワーク:PCメールの理由 【第6回】 フレームワーク:ダイエット法分類 【第7回】 問題発見・解決:英文和訳ケース演習 【第8回】 問題発見・解決:定期試験ミニ演習 【第9回】 問題発見・解決:資格試験対策演習 【第10回】 問題発見・解決:面接試験問題演習 【第11回】 帰納法・演繹法 【第12回】 論理展開:帰納・演繹の応用 【第13回】 論理展開:仮説・検証の演習 【第14回】 総合問題(1) 【第15回】 総合問題(2)
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