Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
政治学入門 II 平谷 英明
2群  2単位
【二群】 11-1-1210-0720-07

1. 授業の内容(Course Description)
 政治の意思決定、政策形成などにおける政党、官僚、利益団体、国民世論の役割、影響力などについて説明し、第四の権力と言われるマスコミの役割について考察する。特に最近アジェンダ・セッターとしての影響力が増大しているテレビ、インターネットなどについて説明する。
 また、国際政治について、そのシステム、歴史、現在の状況などについて説明する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 政党、マスコミなど政治のアクターの役割と影響力を理解し、現実の政治の動きを把握できるようにする。
 また、国際政治のシステムを理解できるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 テストに出席、受講態度を加味して評価する。
 テストは、それぞれ3分の1程度の割合で、 True or False(本当か嘘か)問題、穴埋め問題、テーマについての記述問題とする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:松下啓一・瀬島誠編著 『18歳の政治学』 晃洋書房
      平谷 英明 著 『一番やさしい地方自治の本』 学陽書房
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 事前に、参考文献に目を通しておいてもらいたい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 日頃から、新聞、雑誌の政治や選挙などの記事に目を通すように努めてもらいたい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 政治過程論について
【第2回】
 政党論(エドモンド・バーク)
【第3回】
 政党の消長と選挙制度、社会経済情勢の変化
【第4回】
 リーダー論(供給母体、養成)
【第5回】
 官僚論(役割、能力、評価の変遷)
【第6回】
 利益団体、圧力団体論
【第7回】
 世論の果たす役割
【第8回】
 マスコミ(第四の権力、アジェンダ・セッター)
【第9回】
 テレポリテックスなど最近の動向
【第10回】
 最近の地方政治
【第11回】
 国際政治のシステム(ウェストファリア体制からEUなど超国家組織まで)
【第12回】
 戦争と革命の20世紀から21世紀へ
【第13回】
 国際政治の手法(バランス・オブ・パワー インボルブメント ドミノ)
【第14回】
 一極化から多極化へ
【第15回】
 まとめ